自民党の派閥の裏金事件をめぐり、参議院ではきょう(23日)も政治倫理審査会が開かれ、衛藤・元一億総活躍担当大臣は「不記載ではなく誤記載だった」と釈明しました。
派閥の裏金事件をめぐる衆参の政治倫理審査会は、先週、衆議院側で萩生田元政調会長ら15人、参議院側で4人が出席し、公開で弁明しています。
きょうは参議院の政倫審で衛藤・元一億総活躍担当大臣が出席し、収支報告書の不記載ではなく誤記載だったと釈明しました。
衛藤氏は、当時所属していた旧二階派と、自らのパーティーのパーティー券収入を同じ口座で管理していたため、派閥の収入と自らのパーティーの収入が混在してしまっていたと説明しました。
後日、旧二階派側からパーティー券収入に未納がないか調べて欲しいと連絡があり調査したところ、本来派閥に納めるはずの80万円分を自らのパーティー収入と誤って収支報告書に記載していたことが発覚し、訂正したと述べました。
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衛藤氏は、「わたしの監督不行き届きで深く反省してお詫び申し上げる」とした上で、80万円については自民党に寄附する考えを示しました。