過去に女性トラブルを起こし9000万円の示談金を支払っていたことが報じられた中居正広。
その後、フジテレビの有名プロデューサーも女性トラブルに関与していた疑惑が報じられたことで、出演していた番組の休止が相次いでいる。
SNSで批判が殺到した「芸能活動継続」コメントの真意
そんな中、1月9日に中居が公式サイトでコメントを発表。女性トラブルがあったことを認めた。
《双方の代理人を通じて示談が成立し、解決していることも事実です。解決に至っては、相手さまのご提案に対して真摯に向き合い、対応してきたつもりです。このトラブルにおいて、一部報道にあるような手を上げる等の暴力は一切ございません。
なお、示談が成立したことにより、今後の芸能活動についても支障なく続けられることになりました。また、このトラブルについては、当事者以外の者の関与といった事実はございません》
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芸能活動を続けられることになったというコメントに対してSNS上では、
《支障なく続けられるかどうかはテレビ局、スポンサー、貴方を応援してきたファンが決める事じゃないの?》
《何処ぞの企業が女性陣を敵に回すメリットあんのよ。仮にフジテレビが認可してもスポンサーが許さんだろうに》
と厳しい意見が飛び交っている。
しかし芸能事務所関係者は「中居さんもこれまでどおり活動できるとは思っていないはず」と指摘する。
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「報道後、年末に行われる予定だったTBS系『中居正広の金曜日のスマイルたちへ』などは、中居さん側から収録を取りやめたと報じられています。本当にこれまでどおり活動ができると考えていたら、本人から取りやめの申し出はしないでしょう。“示談”を強調したり、芸能活動に問題がないというコメントを発表したのは、違約金回避が狙いだと思います」
酒に酔って不法侵入したことで警察沙汰になった吉沢亮や、複数の女性から性加害を告発された松本人志と違い、中居は報道前にすでに示談が成立していることがポイントだという。
「CMの契約は警察沙汰や不倫といったスキャンダルが報じられた場合は違約金を支払うことになっているケースが多いですが、中居さんに関しては被害者も本人もトラブルがあったことは認めているものの、示談が成立しているため被害内容は第三者が告発する形でしか報じられていません。
そんな状態でCMの契約解除や収録した番組をお蔵入りさせる場合、“企業側の判断だから、違約金は発生しないですよね”と交渉できる余地があります」(同・芸能事務所関係者)
一部では「違約金は10億円になるのでは?」と報じられているだけに、違約金の支払いが今後の焦点になりそうだ。
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「吉沢さんや松本さんのように大手事務所所属であれば、人気タレントを代わりに出演させることで違約金を減らすといった交渉は可能です。しかし中居さんは現在、個人事務所のためそういった交渉ができません。
10億円規模の違約金が発生することになれば、さすがの中居さんでも抱えているスタッフに退職金などを支払えなくなる可能性がありますからね。少ない損失で済む方法を考えた結果、あのようなコメントになったのではないでしょうか」(同・芸能事務所関係者)
芸能活動継続のコメントとは裏腹に、本人も事実上の引退に向けて動き出しているのかもしれない。