アメリカの鉄鋼大手「クリーブランド・クリフス」がUSスチールの買収を目指すと表明したことを受け、日本製鉄はコメントを発表し「競争力をもたらす技術と投資を提供できる唯一のパートナー」だと反論し、引き続き買収を完了させる考えを示しました。
「クリーブランド・クリフス」のゴンカルベスCEOが13日に開いた記者会見で「日本製鉄による買収計画が破棄される必要がある」と述べ、改めて買収に意欲を示しました。
さらに、「中国は悪だ。中国は恐ろしい。しかし、日本はもっと悪い」「日本は中国に対して過剰生産の方法を教えた」と激しく批判しました。
これに対し、日本製鉄はコメントを発表し「USスチールを守り、高炉の稼働を継続させ、雇用を維持し、そしてグローバルな競争力をもたらす技術と投資を提供できる唯一のパートナー」だと反論しました。
また、買収計画が圧倒的な支持を受けているとした上で「ゴンカルベス氏は偏った固定観念に固執し続けていると認識している。提案は、本買収における日本製鉄の計画の範囲と規模に匹敵し得ない」としています。
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