昨年12月に急死した中山美穂さん(享年54)が、きょう14日放送のテレビ朝日系ドラマ『家政夫のミタゾノ』第7シーズン(毎週火曜 後9:00)の第1話に出演した。番組ラストには、ミタゾノさんに扮した主演の松岡昌宏が中山さんへの追悼の意を込めた異例のムービーが放送された。
【場面写真】『家政夫のミタゾノ』にセーラー服姿で出演した中山美穂さん
ドラマが終わると、中山さんが出演していたシーンが改めて映像で振り返られ、そこには満面の笑みを浮かべる姿も。そこから場面が切り替わり、劇中で中山さんが座っていた白い椅子と白いテーブルが置かれた一面真っ白な部屋にミタゾノさんに扮した松岡が現れる。
一本の花をテーブルに手向け、音は入っていなかったが、口の動きから「ありがとうございました」と礼を述べ、椅子の方に目を向けて一礼。最後に「中山美穂さん ありがとうございました」とテロップが入り追悼した。
同シリーズは、松岡が演じる女装した大柄な家政夫・三田園薫(通称:ミタゾノさん)が、派遣された家庭・家族の内情をのぞき見し、そこに巣食う“根深い汚れ”までもスッキリと落としていく、痛快“のぞき見”ヒューマンドラマシリーズ。中山は、第1話のメインゲストとして出演した。吉田栄作演じる八王子健太郎と35年の時を経てよみがえる禁断の初恋…そしてそこに隠された衝撃の真実が描かれた。劇中では、中山さんがセーラー服姿でも登場。振り切った演技で、コメディエンヌぶりを発揮していた。
SNSでも中山さんの元気な姿に「ミタゾノさんで泣くなんて」「ミポリン出てる泣きそう…」「みぽりんがドラマに出てて…胸がギューッとなる。。」「ドラマがそのまま放送されたのはうれしいけど寂しさが込み上げてくる」などの声が寄せられた。