株式会社オートポリスは1月20日、大分県日田市のオートポリスインターナショナルレーシングコースが施設開業から35年を迎えることから、“施設開業35周年記念ロゴ”を定めるとともに、マスコットキャラクターを導入すると発表した。
1990年に開業したオートポリスは、阿蘇外輪山の北方、標高800メートルに位置する国際サーキット。本コースであるインターナショナルレーシングコースは、山あいの地形を活かし低速から高速までアップダウンに富むコーナーがあるテクニカルサーキットとして知られている。
1991年3月には、オープン後初のビッグレースとして全日本F3000選手権が開催され、7万人を超える観客が来場したほか、10月にはSWCスポーツカー世界選手権も行われた。また、1999年11月にはオールスター戦ながらJGTC全日本GT選手権が九州初上陸を果たし、現在でもスーパーGTおよび全日本スーパーフォーミュラ選手権といったトップカテゴリーレースが開催されている。
九州のみならず、全国のモータースポーツファンから愛されたオートポリスは、2025年で施設開業から35周年を迎えた。同サーキットは、この節目の年を迎えるに当たり、施設開業35周年記念ロゴを定めるとともに、マスコットキャラクターの導入を決定した。
なお、マスコットキャラクターの名称は「公募により後日決定」されるとのこと。また、オートポリスの公式アンバサダーには、熊本県出身レーシングドライバーの吉田広樹が続投することがすでに発表されている。
開業35周年を迎えるオートポリスは「バブル経済崩壊後の紆余曲折を経ながらも、35年の長きにわたって営業を続けられたのは、ひとえにファンの皆様、会員様、エントラント様、スポンサー様、その他関係者の皆様方の暖かいご支援があってのことと、この場を借りて深く感謝申し上げます」とコメント。
「今後とも皆様に長く愛される九州唯一の国際サーキットとして、魅力ある各種レースを開催するとともに、雄大な自然を活かしたレジャー・アクティビティーを提供し、モータースポーツ文化の発展と地域と社会に貢献してまいります」