「事故物件」とは、殺人・自殺・火災による死亡事故等があった、いわくつきの物件のこと。2020年、事故物件をモチーフに、亀梨和也主演の映画『事故物件 恐い間取り』が公開され、21世紀(2001年以降)に公開された邦画ホラー作品として最大の大ヒットとなる興行収入23.4億円を記録し、社会現象に。邦画ホラー作品としては、いまだにその記録は破られていない。その大ヒットホラーシリーズの最新作『事故物件ゾク 恐い間取り』が、今夏公開されることが決定した。
【動画】映画『事故物件ゾク 恐い間取り』超特報
『事故物件 恐い間取り』に引き続きメガホンをとるのは、『リング』(1998年)で日本映画界のホラーブームをけん引しハリウッドへも進出、その後も数々のヒット作・話題作を生み出し続けるホラー映画の名手・中田秀夫。
原作は実際に事故物件に住みつづける松原タニシによる『事故物件怪談 恐い間取り』シリーズ(二見書房)。 「恐すぎて部屋に入れない」とノンフィクション・ホラーとして絶大な人気を誇り、シリーズ累計25万部を記録する実体験による著書を映画化。
解禁となった超特報ではまだストーリーなどの概要は謎に包まれているが、事故物件と思われる部屋の画像にいくつかの心霊現象が潜んでいる。超特報では、松原が実際に住み怪奇現象に遭遇した、リアルな事故物件の画像も登場している。
■原作者:松原タニシのコメント
映画『事故物件 恐い間取り』公開から5年。
『事故物件ゾク 恐い間取り』としてこの夏、映画館に帰ってくる。
5年の間に僕の事故物件生活は10軒から20軒になりました。
事故物件の数だけ終わりがあり、始まりがあり、そこに住む人の人生がある。
事故物件は生と死を認識する空間。
事故物件「ゾク」恐い間取りではいったいどんな世界が待ち受けているのか、そして前作に引き続きメガホンを取る中田秀夫監督が、今度はどんな映像を観せてくれるのか、今から僕も楽しみです。
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