マドンナが、LGBTQの人々の自由を解体しているとして、ドナルド・トランプ大統領政権を非難した。
共和党が、社会から疎外されたグループの権利をはく奪しトランスジェンダーの兵役や入隊を禁止する大統領令に署名したことを受けて、マドンナは、LGBTQコミュニティに闘いをあきらめないよう鼓舞するメッセージを投稿している。
LGBTQの旗と壊れたハートの絵文字と共に、マドンナはX(Twitter)にこう綴る。
「私たちが長年にわたって闘い、勝ち取ってきた自由を、新政府がゆっくりと解体していくのを見るのはとても悲しい」
「この闘いをあきらめないで!」
LGBTQから大きな支持を得ているマドンナは2019年に、中傷と闘うゲイ&レズビアン連盟GLAAD主催のGLAADメディア・アワードで、そのアクティビズムが評価されアドボケイト・フォー・チェンジ・アワードを受賞。1980年代のHIV流行の最中、同病気について語ることがタブー視され「ゲイの病気」と烙印が押されていた時に、HIVの認知度を高めたことでも知られている。
今回の軍隊禁止令の復活にはGLAADのサラ・ケイト・エリスCEOも、トランスジェンダーの人々はすでに名誉ある軍務に就いており、あからさまな差別であると自身の見解を述べている。
マドンナの他にも先日、メキシコにルーツを持つセレーナ・ゴメスが、トランプ大統領による不法移民の強制送還実施について涙する動画を投稿。トランプ派からの批判が殺到する事態となっていた。
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