「裏金」参考人招致を議決=51年ぶり賛成多数―衆院予算委

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2025年01月30日 10:01  時事通信社

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自民党旧安倍派の会計責任者(当時)の参考人招致を議決した衆院予算委員会=30日午前、国会内
 衆院予算委員会は30日、自民党旧安倍派の裏金事件で有罪が確定した会計責任者(当時)の参考人招致を野党の賛成多数で議決した。自民は反対し、公明党は退席した。同委の安住淳委員長(立憲民主党)は2月10日をめどに実施したい考えだが、議決に強制力はなく、会計責任者は自民に招致には応じられない意向を伝えている。

 参考人招致が決まったのは、旧安倍派の松本淳一郎元事務局長。招致の議決は全会一致が慣例で、衆院予算委が招致を賛成多数で決めるのは1974年以来51年ぶりとなる。

 議決後、衆院予算委は2025年度予算案の趣旨説明を実施。31日に石破茂首相と全閣僚が出席して基本的質疑を行い、実質審議入りする。

 昨年の東京地裁判決は松本氏について、派閥幹部の指示に従わざるを得ない立場だったと認定した。これを踏まえて立民など野党側は、真相究明には国会で証言させる必要があると主張。衆院予算委で過半数を占めることを背景に、招致議決を25年度予算案審議入りの条件としてきた。

 自民は抵抗したが、29日の理事懇談会で安住氏が採決を提案。最終的に自民も受け入れた。公明は今年の東京都議選や参院選に影響が及ぶ事態を懸念し、採決されれば賛成に回る方針を決めていたが退席した。

 この後、公明の斉藤鉄夫代表は党中央幹事会で「いくら全容解明のためとはいえ、多数決で決めることには反対。全会一致が長い歴史の中で築き上げてきた原則だ」と退席の理由を説明。安住氏は「松本氏は速やかに出頭してほしい」と語った。 

自民党旧安倍派の会計責任者(当時)の参考人招致が議決され、出席要求の書類にサインした安住淳衆院予算委員長=30日午前、国会内
自民党旧安倍派の会計責任者(当時)の参考人招致が議決され、出席要求の書類にサインした安住淳衆院予算委員長=30日午前、国会内

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  • 慌てて収支報告書を訂正した安住淳も対象にしないといけないよなキチパヨ!�ܥ����äȤ�����
    • イイネ!11
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