サートゥルナーリア産駒重賞初Vへ 東スポ杯2歳S3着の注目馬が共同通信杯に参戦
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2025年02月12日 12:32 netkeiba
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重賞初制覇を目指すレッドキングリー(24年11月撮影、ユーザー提供:sakata23さん) 東スポ杯2歳Sで3着だったレッドキングリー(牡3、美浦・木村哲也厩舎)が、共同通信杯(3歳・GIII・芝1800m)で重賞初制覇を狙う。
レッドキングリーは父サートゥルナーリア、母レッドエルザ、母の父Smart Strikeの血統。生産者は北海道洞爺湖町のレイクヴィラファーム。母は未勝利だが、半兄のレッドレオンは20年の日経新春杯の2着馬。伯父のイングリッシュチャンネル(English Channel)は07年のBCターフなど、G1を6勝している。
ここまで2戦1勝。昨年10月の東京の新馬(芝2000m)でデビューした。番手でしっかり折り合うと、直線で弾けるように伸び、最後は流して楽勝。推定上がり3Fは11.3-11.0-11.1だから、まさに圧巻のパフォーマンスだった。続く東スポ杯2歳Sは上位2頭に伸び負けての3着。とはいえ、勝ったのは続くホープフルSも制して最優秀2歳牡馬に選ばれたクロワデュノール、2着は先週のきさらぎ賞を制したサトノシャイニングだから、相手が悪かった印象。むしろ評価が上がる走りだったといえなくもない。迎える3歳初戦の今回、約3カ月ぶりの実戦となる点がカギだが、調整過程には不安なし。クラシックに向けて結果が欲しい一戦となる。
現3歳がファーストクロップとなるサートゥルナーリアの産駒は、これまでJRA重賞に延べ10頭が出走。残念ながら未勝利だが、昨年の新潟2歳Sでコートアリシアンが2着。他に3着が3回、4着も2回あるので、あと一歩のところまで来ている。レッドキングリーが父に待望の初勝利をもたらすことができるか、その走りに要注目したい。
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