<フィギュアスケート:冬季アジア大会>◇12日◇中国・ハルビン◇アイスダンス・フリーダンス(FD)
【ハルビン(中国)=竹本穂乃加】愛称「うたまさ」こと吉田唄菜(21)森田真沙也(21)組(木下アカデミー)が、金メダルを獲得した。
リズムダンス(RD)首位で迎えたFDで2位の104・43点をマークし、合計173・31点とした。同種目日本勢の金メダルは07年渡辺心、木戸章之組以来、2組目の快挙。2人とって国際大会では初のタイトルとなった。
吉田は「ここで金メダルをとることを1つの目標にしていたので、達成できてうれしい」と笑顔。森田は4大陸選手権(19〜23日、韓国)と初出場となる世界選手権(24〜30日、米ボストン)へ向けて「たくさん課題があったので、そこを4大陸へ向けて改善していきたい。世界選手権へももっとよくなる演技ができるようにしたい」と視線を向けた。
ともに03年生まれで同学年の2人は、23年春にカップルを結成した。結成1季目だった昨季は4大陸選手権で10位と躍進。今季はGPシリーズ第4戦NHK杯にも初出場し、全日本選手権で初優勝を飾った。
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日本のアイスダンスは23年5月に村元哉中、高橋大輔組が現役引退、24年4月に小松原美里、尊組が解散。世代交代が進んでおり、「うたまさ」は26年ミラノ・コルティナ五輪での活躍に期待がかかる。
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