画像提供:マイナビニュースパナソニックは2月12日、「家事観と効率化に関する意識調査」の結果を発表した。調査は2024年11月16日〜17日、週1回以上家事をする15歳〜69歳の男女1,200名(性年代均等割付)を対象にインターネットで行われた。
はじめに、「家事が好きかどうか」を聞いたところ、半数以上(56.3%)が「家事が嫌い(どちらかと言えば、を含む)」と回答。
また、家事に対する価値観について、「自分でできる家事は家電や新しいサービスなどに頼らずなるべく自分でしたいか?」と尋ねたところ、61.1%が「自分でしたい(どちらかと言えば、を含む)」と考えており、家事が嫌いと答えた人でも54.9%と、家事は自分でやりたい派が多いよう。
さらに、「家事は手仕事でこなした方が家族のためだと思う」という人は40.3%。また、全体の4人に1人が「家事は苦労してこそ価値がある」(26.1%)と答えており、特に10代では41.0%と高い結果に。タイパが重視される若い世代でも、苦労してこそ価値があると考えている人も少なくないことがわかった。
家事は「手仕事でこなした方が家族のため」「苦労してこそ価値がある」といった価値観を持っている人が一定数いることがわかったが、このようないわゆる家事根性論で語られることが多いと思う家事を教えてもらったところ、約2人に1人(53.6%)が何かしらの家事において「家事根性論」を感じていることが明らかに。
具体的には、「食事の用意」(27.8%)、「トイレの掃除」(23.8%)、「浴室の掃除」(20.2%)、「食後の食器洗い」「キッチンの掃除」(ともに16.8%)が上位にあがった。
続いて、「家電や新しいサービスなどを活用してこれから効率化したい家事」について聞くと、「食後の食器洗い」(15.4%)が最も高く、次いで「リビングの掃除」(14.2%)、「トイレの掃除」(13.0%)が上位に。これらは、「嫌いな家事」や「パートナーとの間で家事負担や家事のやり方について不満を持ったり、話し合いになったりしやすい家事」でも上位にランクインしており、家電やサービスで解決したいと思う人が多いことがうかがえた。
この調査結果を受けて、同社では2月17日から、日常の家事や家事分担にまつわるモヤモヤについて考える「食洗機は甘えですか」プロジェクトを開始する。プロジェクトの1つとして、家事観と効率化に関する意識調査によって集まった家事のモヤモヤが書かれた皿を特製食洗機で洗い流す「家事のモヤモヤもお皿汚れも、食洗機で洗い流そう」イベントを2月20日〜23日の4日間、SHIBUYA109渋谷店 店頭イベントスペース(東京都渋谷区)で開催する。時間は11時〜19時(20日のみ15時〜18時)。(CHIGAKO)