タモリ、南海トラフ地震を考える 最悪の被害予測は東日本大震災の17倍…30年以内の発生確率“約80%”の根拠に衝撃

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2025年02月25日 05:00  ORICON NEWS

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3月7日放送『タモリステーション』(C)テレビ朝日
 タモリがMCを務める『タモリステーション』の最新作が、3月7日午後8時から放送される。今回のテーマは南海トラフ地震。今後30年以内に発生する確率が約80%とされ、最悪の場合、東日本大震災の約17倍、およそ32万人の死者をもたらすと想定されている。番組では、この巨大地震の脅威と防災について、専門家とともに徹底検証する。

【写真】驚きの根拠を目の当たりにするタモリ

 タモリは今回、強い揺れと大津波の被害が想定される高知県を横断。最大津波高34.4メートルと想定され、日本で最も高い津波が来るとされる黒潮町を訪れ、避難タワーに登る。車椅子利用者なども混乱なく避難できるよう、階段のほかにスロープが設けられているほか、7階には1階が土砂などで塞がれてしまったときのための“降下シューター”があるなど、考えられた設備にタモリも感心。タモリ自らインタビューも行い、タワーや避難道の整備によって、町の人々の防災意識がどう変わったのかも探っていく。

 また、黒潮町では“日本一危険な町”という認識を逆手に取り、新たな防災産業が生まれているという。タモリは、非常食の缶詰を製造する工場を訪れ、地域の取り組みを学ぶ。さらに、室戸市では日本で唯一の津波避難シェルターを訪ねるほか、“いつ地震が来るのか”を予測する重要なヒントが隠されている室戸岬にも足を運ぶ。そこには、30年以内の発生確率約80%というデータを裏づける驚きの“根拠”が残されていることが判明、タモリも衝撃を受ける。

 番組では、南海トラフ地震が発生した際のパニックや被害についても詳しく紹介する。関西圏のマンションに暮らす家族を主人公にした想定ドラマを交え、発生直後の混乱や避難の難しさをリアルに描写。そのほか、南海トラフは震源域が陸地に近く、津波の到達時間が最短で2分の場所がある事や、横浜や名古屋、さらには大阪にも津波が懸念されている点も踏まえ“首都圏で懸念される危険”や、都市を襲う津波“縮流(しゅくりゅう)”にも注目。スタジオでは専門家による解説を交えながら、我々が今、取るべき対策を学んでいく。

 ゲストには俳優の木村佳乃、地震研究の第一人者である平田直氏(東京大学名誉教授)、防災アドバイザーの高荷智也氏、津波研究の専門家である有川太郎氏(中央大学教授)を迎える。タモリとともに、南海トラフ地震に備えるための知識を学ぶ。

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