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「Killing Me Softly(邦題:やさしく歌って)」などのヒット曲で知られる、グラミー賞を4度受賞した米国のR&B、ソウルシンガー、ロバータ・フラックさんが24日、死去した。88歳。公式サイトなどで発表された。
海外報道によると、原因は心停止だったという。フラックさんは2022年、筋萎縮性側索硬化症(ALS)と診断されたことを公表していた。
69年にデビューアルバムを発表。同作内のカバー曲「The First Time Ever I Saw Your Face(愛は面影の中に)」が、クリント・イーストウッドの初監督映画「恐怖のメロディ」に使われ、一躍脚光を浴びる。同曲で72年のグラミー賞の最優秀レコード賞を獲得すると、翌73年「やさしく歌って」でも続き、2年連続で同賞を受賞した初のアーティストになった。
公式SNSでは「1937年2月10日−2025年2月24日」との歩みとともに「覚えていて。常に光の中を歩んで。光の中を歩んでいないと感じたら、光を探しに行きましょう。光を愛して」とのロバータさんの言葉が記された。
日本でもレジェンド的存在の女性シンガーとして人気が高く、数多くの来日公演も開催。「やさしく歌って」は尾崎紀世彦さんや本田美奈子さんら日本人歌手にも多くカバーされ、平井堅はロバータさん本人とデュエットしたバージョンを発表し、コラボした公演も開催した。
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