3日は全国的に風が強まる　九州は30メートルの暴風も　北風に雨・雪で真冬の寒さ

今日3日は全国的に北よりの風が強まり、九州北部の海上では最大瞬間風速30メートルの予想。雨や雪が降り、朝よりも夜の方が気温低下。万全の寒さ対策を。

●最大瞬間風速　30メートルに迫る所も

今日3日は、全国的に風が強まっています。

最大瞬間風速(午前9時まで)は、長崎県の雲仙岳と高知県の室戸岬で28.7メートル、愛媛県の松山空港で27.3メートルと、何かにつかまらないと立っていられないほどの非常に強い風が吹きました。熊本県や山口県、愛媛県では、3月としては観測史上1位の最大風速や最大瞬間風速を観測した所もあります。

午前9時現在、長崎県、佐賀県、福岡県、山口県に暴風警報、波浪警報が発表されている所があります。予想される最大瞬間風速は、3日・4日ともに九州北部の海上で30メートル。明日4日の未明にかけて、暴風や高波に警戒してください。

●北よりの風・雨や雪で体感温度も低下

今日3日の夜にかけて、九州から関東付近にのびる前線が南下するため、九州南部や四国なども次第に北よりの風に変わるでしょう。冷たい空気に入れ替わり、朝よりも日中、夜と気温が下がる傾向です。雨や雪が降る中で、北よりの風が吹き付けて、いっそう寒く感じられるでしょう。春の暖かさから一転、季節は真冬に逆戻りしそうです。

夜は雨や雪のやむ所が多いですが、気温は低いままでしょう。午後9時の予想気温は、中国地方から関東では0℃〜5℃の所が多く、厳しい寒さになりそうです。東北や北海道は氷点下の冷え込みとなり、北海道はほとんどの所で5℃を下回るでしょう。ダウンジャケットやマフラーなど、万全の寒さ対策が必要です。