今いくよ・くるよさん追悼公演、吉本レジェンド芸人大集結&大暴走 若かりし写真で「気持ちが若手の頃に…」

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2025年03月04日 10:12  ORICON NEWS

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「きょうはどやさの日! 〜ひな祭りはいくよ・くるよと笑いよし!〜」公演の模様
 2015年5月に67歳で死去した今いくよさんと、24年5月に76歳で死去した今くるよさんの追悼公演「きょうはどやさの日!〜ひな祭りはいくよ・くるよと笑いよし!〜」が3日、大阪・なんばグランド花月で行われた。

【写真】懐かしの「どやさ!」のポーズをきめたシルク、なるみ、西川かの子

 イベントは、いくよさんとくるよさんに扮した中川家による漫才にはじまり、大御所から若手まで吉本芸人が集結。さまざまなトークコーナーで今いくよさん、くるよさんの人柄を偲び、功績をたたえた。

 「昭和のいくよ・くるよ伝説」と題したトークコーナーには、西川きよし、ザ・ぼんち、西川のりお・上方よしお、オール阪神、宮川大助・花子、河内家菊水丸が登場。スタートからMCのなるみが「座ってください!」と訴えるが、ぼんちおさむを中心に全員が舞台を動き回り、収拾がつかない状態に。

 いくよさん、くるよさんのデビュー当時の宣材写真や、プラベートの様子など貴重な写真が用意されるも、その半分も紹介できないほど、それぞれが自由なトークを展開した。一方、菊水丸が、旧なんば花月閉館の際に譲り受けたという、芸人紹介用のメクリから「今いくよ・くるよ」のめくりを持参し紹介。宮川花子が「いくくるさんがいばらの道を切り開いた後を、私たちが王道の道を歩かせてもらった」と感謝の言葉を述べつつ、周りを見て「こんなやつばっかりやから」と嘆いた。

 多くの芸人が家族も含めて、いくよさん、くるよさんにお世話になったという話題から、突然、のりおが「この前、忠志くんに20万円あげた」と暴露。きよしとのりおが言い争う中、阪神が「地獄絵巻のはじまりです」とはやしたて、なるみは「いくくる師匠のお話を…」と懇願した。

 公演終盤、なるみがまとめに入ろうとすると、のりおは「ツッタカター!」のギャグをしながら客席へと降りる暴走を見せた。その後ろにおさむが続き、さらにきよしまで客席へと降りる始末。会場は大盛りあがりとなったが、収拾がつかないまま、イベントは終了した。

 イベント終了後、なるみは「耳鳴りしてます」と心身ともに疲れ果てた様子。「昔のいくくる師匠の写真が出てたんで、たぶん、若手の頃に気持ちが戻っておられたと思う。“お前が出るなら俺も負けへんで”ってなった」と振り返り「皆さんこうライバルで戦ってきて、残られてる方ばかりなので」と大御所芸人の力強さに感嘆した。

同じくMCを務めた西川かの子も「30年前はああいうシーンいっぱい見ましたよね」と話した。また「昨日の夜、父から電話があって、『明日はいくくるさんの大切なイベントなので、思い出しておくように』って言われまして、父はきっとすごい思い出を持ってくると思ったんですけど、何も出さずに帰った」と呆れていた。

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  • この人達は、学生時代にソフトボール部で、練習中には水が飲めないルールなので、みんなが顔を洗ったバケツの中の汚い水を口の中に入れたという話をしていましたね。
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