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関東は今日8日から明日9日明け方にかけて上空の寒気や低気圧の影響で、雪や雨が降るでしょう。降雪量は多い所で北部の平地で8センチ、南部の平地で5センチ(東京23区で3センチ)の予想です。平地でも積雪となる所があるでしょう。山沿いでは大雪の恐れがあります。
●明日9日明け方にかけて雪や雨 平地でも積雪か
今日8日、関東地方の上空約1500メートルには、マイナス3℃以下の寒気が流れ込んでいます。また、低気圧が東海道沖にあって東北東へ進んでおり、明日9日朝には関東の東に進むでしょう。
関東は南部から雪や雨が降りだしています。明日9日明け方にかけて雪や雨が降り、山沿いでは大雪となる恐れがあります。平地でも内陸部では道路にしっかりと積雪する所があるでしょう。東京23区でも芝生などうっすらと雪が積もる可能性があります。スリップ事故や転倒にご注意ください。
また、明日9日の朝は0℃くらいまで気温が下がり、冷え込む所が多くなりそうです。路面の凍結にも注意が必要です。
●予想降雪量
明日9日午後6時までに予想される24時間降雪量は多い所で
関東地方北部の山地 10センチ
関東地方北部の平地 8センチ
箱根から多摩地方や秩父地方にかけて 10センチ
関東地方南部の平地 5センチ
(東京23区 3センチ)
甲信地方 10センチ
積雪や路面の凍結による交通機関への影響にご注意ください。
明日9日の日中は天気が回復し、晴れるでしょう。昼間は寒さは和らぎそうです。
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●普段は雪の少ない所で「積雪」予想 特に注意すべき場所は?
普段、雪に慣れていない方が、雪道を歩く際、特に注意すべき所は4つあります。
1つめは、歩道橋の上や、橋の上です。地面と接していないので、地面からの熱が伝わりにくく、凍結しやすくなります。
2つめは、バスやタクシーの乗り降り場所です。人の乗り降りや、車のタイヤによって、雪が踏み固められると、滑りやすくなります。
3つめは、横断歩道です。多くの人や車が通ることで、雪が踏み固められやすくなるだけではありません。特に、白線部分は、水が染み込みにくく、薄い氷の膜が出来やすいのです。
4つめは、地下への出入り口や、建物への出入り口です。靴の底に付着していた雪が、出入り口付近に残っていることもあります。地下へ降りる時は、段差があるため、更に危険です。
久しぶりの雪ですが、これらの場所は、特に気を付けて、歩いてください。
●路面の凍結 特に注意すべき所は
雪や雨が降って濡れた路面は、気温が下がると、凍結してしまいます。中でも、路面の凍結に注意が必要なのは、次の4か所です。
(1)橋や歩道橋の上は、地面の熱が伝わりにくく、風通しが良いので、凍結しやすくなります。特に、ふぶいている時は、他の所よりも風が強く、視界が悪いうえに、凍結しやすいので、かなり危険です。
(2)トンネルの中と外では、路面状態が大きく違うことがあります。トンネルの出入り口では路面の凍結により、急にハンドルを取られないよう、十分、スピードを落として運転しましょう。
(3)交差点やカーブも、近づく前に、十分にスピードを落とすことが大切です。ハンドルを切ったまま、ブレーキを踏むと、とても滑りやすくなります。また、加速する時も、交差点やカーブを曲がり切ってから、アクセルを踏みましょう。
(4)日陰は、いったん路面が凍結すると、完全にとけるまでに時間がかかります。建物の北側など、日陰になりやすい道を通る際は、十分にお気をつけください。
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