領土展示館、4月リニューアル=「体験型」で若年層取り込み―政府

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2025年03月10日 14:01  時事通信社

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時事通信社

リニューアル後の領土・主権展示館イメージ画像(内閣官房 領土・主権対策企画調整室提供)
 政府は、領土問題に関する日本の立場を内外に発信する「領土・主権展示館」(東京都千代田区)を、4月中旬にリニューアルオープンする。北方領土や沖縄県・尖閣諸島に関する展示を、最新の映像技術を駆使した「体験型」に刷新。関心低下が指摘される若年層の取り込みを狙う。

 展示館は2018年に開館。日本固有の領土への理解を促すため、歴史や自然環境などをパネルで発信してきた。来館者は年間1万人程度。領土問題に関心のある中高年層が中心で、若年層へのアプローチが課題となっている。

 新設する「イマーシブ・シアター」は、13台のプロジェクターを用いて床・壁・天井の3面に映像を投影。来館者は島の上空を飛び、海中に潜るような感覚を体験できる。「ヒストリー・ウォール」は、領土の歴史に関するアニメーション映像を大画面に上映。政府関係者は「若い方に興味を持ってほしい」と期待する。

 今夏以降には展示館のフロアを拡張する。3面のスクリーンシアターを設け、国境離島や海洋について解説するワークショップを計画。学校行事や探求学習のニーズに対応する。史料や書籍を閲覧できるライブラリー機能など調査研究支援体制も整備する。 

このニュースに関するつぶやき

  • 奪われた固有の領土が対話で無条件に返ってくる事はないというのが理解できないのはアホ位なもんでは?目下急務なのは外国人による土地の買い占め対策でしょ。
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