観光客が“登頂禁止”世界遺産のピラミッド登る、地元民の怒り買う
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2025年03月23日 10:30 ナリナリドットコム

写真メキシコの世界遺産チチェン・イッツァ遺跡にあるピラミッド“エル・カスティージョ”に侵入した男が、地元民の怒りを買ったというニュースが報道されている。
英紙デイリー・ミラーなどによると、メキシコの世界遺産であるチチェン・イッツァ遺跡にあるピラミッド“エル・カスティージョ”は、マヤの最高神ククルカン(羽毛のあるヘビの姿の神)を祀るピラミッドとして知られており、毎年2回、春分の日と秋分の日に太陽が沈む時、太陽に照らされた階段の影が蛇が身をくねらせたような姿として現れるため“ククルカンの降臨”と呼ばれるという。
かつては登頂もできたそうだが、2008年以降、損耗を防ぐために登頂禁止に。しかし先日、ドイツ人の観光客とみられる男が警備をかいくぐって頂上まで登ってしまう事態が発生。遺跡を訪れていた9000人近い人たちが不敬行為と見なし、非難の言葉を浴びせ、数十人近い人たちが襲いかかって攻撃が加えられたと報道されている。
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