『御上先生』神崎は「裏の主人公」 好演光った奥平大兼に賛辞続々

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2025年03月25日 06:00  ORICON NEWS

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日曜劇場『御上先生』の場面カット(C)TBS
 俳優の松坂桃李が主演を務める、TBS系日曜劇場『御上先生』(毎週日曜 後9:00)の最終回が、23日に放送された。以下、ネタバレを含みます。

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 完全オリジナルストーリーで送る本作は、子供が生きる「学校」、大人がもがく「省庁」という一見別次元にあるこの2つを中心に物語は展開していく。未来を夢見る子供たちが汚い大人たちの権力によって犠牲になっている現実、そんな現実に一人の官僚教師と、令和の高校生たちが共に立ち向かう、教育のあるべき真の姿を描く大逆転教育再生ストーリー。これまでとは一線を画した新たな学園ドラマとなっている。

 最終回は御上は現場、槙野は文科省で証拠集めをすることになったことが明かされ、槙野が文科省で集めたデータを明かす。と、神崎、いったん僕にあずけてほしい、記事にする前に千木良と話すと言う。千木良に神崎が声を掛け、屋上に向かう二人。自分が不正入学であるとわかっていたと言う千木良。神崎は千木良だから一緒に考えたい、と正直な想いを伝えるも、千木良は行ってしまう。次元の家、モニターを見ながら話している御上・是枝・神崎・富永・次元。集めたデータがまとまり、証拠がつながっていく…。

 御上が生徒たちの前に立っている。『考える力』の授業を始める。千木良、静かに立ち上がり話し始める。聞いてくれて、無視しないでくれて嬉しかった。でも報道しない選択肢あるの?という千木良。「ないと思う」「でも…いるってことを…絶対に忘れない…」と答える神崎。千木良は「報道はなにかってことだけを考えて」と伝え、神崎に託す。と、後悔の念を語る溝端、SDカードを神崎の前に置き出ていく。完成した記事を父・栄治に渡し、記事化を持ち掛け報道とは何かだけを考えてほしいと伝える神崎。栄治、じっと記事を見つめている。発行された新聞で、御上と槙野は中岡・塚田・古代らを追い詰めていく…。

 東京拘置所、向き合っている弓弦と神崎。弓弦「…お母さんのこと…」神崎「…大丈夫」「迷惑がられるくらい…会いに行くから」「いつか…返事がくるといいね」弓弦「…そんなこと…望んじゃだめなの」神崎「それでも…」卒業式当日、教室で黒板の前に佇んでいる御上。入ってくる神崎「オカミ…俺のこと助けに来たんだよね」御上「そりゃ気になるよ」と、宏太に似た生徒がいると聞いていた、そして実際会うとそっくりだったと語る。神崎「去年の自分が考えてたことを思い返すととツッコミしか浮かばない」御上「そうだね…もう兄さんは兄さん…神崎くんは神崎くんにしか見えないよ」神崎「俺、死なないから…何があっても」御上「…それは…ぜったいそうしてくれ」と、富永をきっかけに生徒たちが入ってくる。御上「…卒業、おめでとう」。

 視聴者からは「神崎くん信頼されてるなあ」「神崎くんまじで成長した」「神崎くんちゃんと立ち止まってその人自身に向き合うことを学んだね…」「悩む、立ち止まるということができるようになった神崎このままいいジャーナリストに」「神崎くんは裏の主人公」「千木良も、神崎も。一生懸命で、誠実に向き合ってる」「千木良さんと神崎さんのやりとり、大人でも無理では……」「お芝居が素晴らしいドラマだったけど、最終回の千木良さん(高石あかり)と神崎くん(奥平大兼)の新世代強演技力同士のぶつかり合いを見守っている御上先生(松坂桃李)の図、最高でしたね」「ドラマ「神崎生徒」ってくらい神崎くんの成長物語だな」「神崎くんの覚悟がすごい、、、」「教室の高石あかりに泣かされ、父親と対峙する奥平大兼に泣かされてます」「神崎くんにとって本当に御上先生は恩師」「第一話の時とまったく違う表情をしているよ神崎」「神崎の表情穏やかで良かった…」「奥平くんが神崎で本当に良かった」などの声が寄せられている。

このニュースに関するつぶやき

  • 教科書や受験の情報収集の場だけじゃなく、自主自立、自分でしっかり考えて答えを出す力をつけさせる授業が…今の時代、リアルな高校生にも必要だよねって考えさせられる作品でしたね。良かったよ!
    • イイネ!8
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