
「本日入社し、このアカウントを運用することになりま…」
X(旧Twitter)に馬の姿で登場し、ネット上で話題となっていた元わかさ生活の広報担当者。この度、「GMOインターネットグループ」の関連会社である「GMOグローバルサイン・ホールディングス株式会社」に転職し、同社の展開する電子印鑑サービスの名称を冠するXアカウント「GMOサイン」(@GMO_Sign)の担当を務めることになりました。
ところが入社早々、会社から思わぬ“洗礼”を受ける羽目に――。
出社初日、意気揚々と職場に向かった担当者でしたが、オフィスの入口にこんな貼り紙がしてありました。
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「ご入社おめでとうございます。申し訳ございません。開いてません」
呆然と立ち尽くす馬…もとい担当者。
訪問先の企業で締め出されてしまう――というのは、実はわかさ生活時代からの担当者のお馴染みの光景です。ですが、転職先にまで、同様の対応をされてしまうとは…!
写真が公開されたXのリプ欄にも、多くのコメントが寄せられました。
「入社おめでとうございま…(歓迎されてるのか心配)」
「締め出されてますね……」
「セキュリティ万全で開いてなかったですね」
「早速、素敵な洗礼を受けられましたね」
「今後どんな更新されるか楽しみにしてます」
「またいつでも締め出すのでお気軽にどうぞ!」
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「ネットのセキュリティに注力しているGMOインターネットグループですが、建物のセキュリティもしっかりしているなと思いました(笑)。『なんか、紙が貼ってあるな…』とは思ったのですが、入社のお祝いの言葉とともに『開いてません』と書いていてびっくりしました。逆の礼儀というか、愛を感じました」
担当者は、この時の状況ついて、このように感じたといいます。
ちなみにその後、オフィスには入れてもらえた模様。社内に熊が倒れていてびっくりさせられたりしながらも、無事皆さんにご挨拶ができたとのことです。
「社内の雰囲気としては、とにかく働きやすい環境が整っているなと思いました。自動販売機が無料で使えたり、無料のパンが用意されていたり…と、福利厚生もナンバーワンを目指す姿勢にとても驚きました」(担当者)
新天地でもナンバーワンを目指す! 前職の代表も後押し
担当者は、同社への入社を志したきっかけについてこのように話します。
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「(わかさ生活の広報担当者時代に)企業アカウントナンバーワンを目指し運営するなかで、熊谷代表(GMOインターネットグループの創業者・熊谷正寿氏)と交流の機会をいただき、その人柄に惹かれ、ナンバーワンサービスの集合体で何事も1番を目指す姿勢にも感銘を受けました」
当面の業務としては、「X(「GMOサイン」アカウント)の運用に最注力してまいります」とのこと。
「フォロワー数ではなく、アカウントを応援してくださるファンの方の数で、BtoB企業としてナンバーワン、ゆくゆくは企業アカウントのナンバーワンの座を目指し、GMOサインとグループに貢献したいと思っています!」(担当者)
熊谷代表も、ご自身のアカウントにて引用リポストをされるなど、担当者の入社を歓迎されています。
新天地への意欲をみせる担当者ですが、一方で前職であるわかさ生活についても円満退社であり、現在も良好な関係を築いていると話します。
「わかさ生活は、周りの皆さんが優しくて本当に働きやすい会社でした。角谷代表(同社の創業者・角谷建耀知氏)にステップアップをしたいと正直に告白したときにも、『うちの会社の若い子が自分の意思で他社に挑戦してくれるのが素直に嬉しい。わかさ生活出身の人材として大きく活躍してほしい』と、温かい言葉を頂戴し、心から感謝しています」(担当者)
今でもわかさ生活が大好きだという担当者。今後も協力し合える関係でいたい――と話します。なお、これまで担当してきた同社のXの更新は、自身が信頼している先輩にお願いしたとのこと。
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GMOグローバルサイン・ホールディングスは、電子契約「電子印鑑GMOサイン」をはじめ、電子認証・印鑑事業、クラウドインフラ事業、DX事業など、トラストサービスを軸とした多角的なインターネット事業を展開するグローバル企業です。
「“GMOサイン”が圧倒的ナンバーワンサービスになれるよう、今後とも応援をお願いいたします」(担当者)
(まいどなニュース/Lmaga.jpニュース特約・竹中 友一(RinToris))