5号本塁打を放った大谷翔平(写真=GettyImages)○ ドジャース 5−3 ロッキーズ ●
<現地時間4月14日 ドジャー・スタジアム>
ロサンゼルス・ドジャースが本拠地での同地区カードを白星発進。大谷翔平選手(30)は「1番・指名打者」でフル出場し、6試合ぶりの5号本塁打を放つなど3安打を記録した。
2連敗中のドジャースは初回、先頭の大谷が右前安打で出塁すると、2番ムーキー・ベッツが左越えの4号2ランで続き、幸先良く2点を先制。3回裏には大谷が6試合、27打席ぶりの5号ソロをバックスクリーンへ叩き込み、貴重な追加点を奪った。
5回裏には2番ベッツが先頭二塁打でチャンスを作り、4番ウィル・スミスの適時打でリードを拡大。1点を返された直後の6回裏には、大谷の内野安打から一死満塁とし、スミスの犠飛で再び突き放した。この試合、ドジャースは1番の大谷から4番のスミスまでの上位打線が揃ってマルチ安打をマーク。中でも大谷とベッツは全5得点を記録する活躍を収めた。
序盤から援護を貰った先発右腕ダスティン・メイは4回表、先頭の2番マティーニに二塁打を浴びるも、3番ファーマ―を三ゴロに打ち取り、4番マクマーンと5番トグリアを連続三振に仕留めてピンチ脱出。最終的に6回無四球、7奪三振、1失点と好投し、2023年5月6日以来、709日ぶりとなる白星を掴んだ。
この試合の大谷は5打数3安打、1本塁打、1打点、3得点という内容で現地7日のナショナルズ戦以来となる本塁打、猛打賞をマーク。今季成績を打率.296、5本塁打、OPS.939としている。