
2024年6月末、一級建築士を目指すセルゥゥゥゥァァァァァ(@cellbururu)さんは、親を亡くして鳴いていた生後4週目ほどのメスの子猫を、勤務先の敷地内で保護。
「ミャーミャーうるせぇからわいの家で飼うことにしたんやで。感謝しろやで」とX(旧Twitter)に投稿し、子猫の世話を開始。
初めての子猫育てに試行錯誤する中、子猫は「セルジオ悦子」という名前をもらい、ネット民に見守られながら、すくすくと成長。
そんな子猫の約10ヶ月分の「成長」がわかる写真がXに投稿された。
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「久しぶりにリビングで撮って見比べたらホントデカくなったんやで」
そんなつぶやきと共に投稿されたのは、保護をした2024年6月と、その2ヶ月後の8月、そして現在のセルジオ悦子ちゃんの姿。
命を救われ、すっかり大きくなった子猫の姿に、多くの称賛の声が寄せられた。
パヤパヤ子猫から美猫へ
「美猫になりましたねー」
「パヤパヤ期が懐かしいんやで」
「パヤ悦からしたらもう怪獣の大きさなんやで。特撮映画作れるんやで」
「飼い主さんの愛情のたまものやで」
飼い主であるセルさんの「〜やで」という口調を真似たフォロワーたちの楽しい声の数々に対して、「たまに動画も見返すけど大きさが全然違うんやで」「飼い主が大事に育ててくれたおかげなんやで」と、ユーモアたっぷりに返信をしていた、セルさん。
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セルさんにお話を聞いたところ、セルジオ悦子ちゃんを迎えてからの約10ヶ月は、「あっという間だったんやで」とのこと。
「会社で見つけた時も、自宅に連れて帰った時も、とりあえずここから出してあげよう、可愛いから連れて帰ろう、って軽い気持ちだったんやで。飼い主としてわいが成長や進化をしたというより、セルジオ悦子との生活の変化に合わせていってるって感じなんやで。わい自体は、少し猫の知識がついたくらいで成長してないかもやで」(セルゥゥゥゥァァァァァさん)
もうすぐ「初・うちの子記念日」
「こんなに知らない人のツイートを毎日楽しみにしたのは初めてなんやで!」というコメントも寄せられていたが、子猫とセルさんの何気ない日常を楽しみに見守る人々は日々増加。当初3桁だったフォロワー数は、今では9万人以上となった。
「フォロワーの数自体はあまり意識してないんやで。DMやリプでいただいたことをポストするようにしたり、リプなどでやり取りする方を楽しくてやってるんやで」(セルゥゥゥゥァァァァァさん)
セルさんの後頭部にダイブしたり、水飲み器をひっくり返したり、子猫らしくいたずらをしながらも、毎日セルさんの帰宅を心待ちにし、夜は一緒に眠る甘えん坊に成長したセルジオ悦子ちゃん。
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突然始まった子猫との生活だったが、「こんな可愛いのを捨てるなんて理解できないんやで」と、保護当初から語っていたセルさん。
来る6月末に迎える初めての「うちの子記念日」については、「セルジオ悦子には何かしないとなぁと計画中なんやで」(セルゥゥゥゥァァァァァさん)とのことだ。
(まいどなニュース/Lmaga.jpニュース特約・はやかわ リュウ)