画像提供:マイナビニュースアクトインディが運営する「いこーよ総研」は4月21日、「お出かけで子どもが学校や保育園・幼稚園を休むこと」に関する調査結果を発表した。同調査は4月3日〜9日、いこーよ会員386人を対象に、インターネットで実施した。
お出かけや旅行で子どもが幼稚園・保育園、学校を休むことについてどう思うか尋ねたところ、81%が「賛成」「どちらかというと賛成」と答えた。
お出かけで子どもが学校や保育園・幼稚園を休むことについて、「賛成」「どちらかというと賛成」と答えた割合は2023年は69%で、今回の調査では12ポイント上昇している。賛成の意見は、「家族と過ごす今しかない時間」や「体験への価値」、反対の意見は「学習への遅れが心配」「義務教育からの観点」など、なるべく休ませたくないという考えが目立った。
中でも「どちらかというと賛成」が36%から47%へと増加しており、「絶対に賛成ではないが、家庭の事情や子どもの体験を優先する判断もあり」と考える保護者が増えていることが伺える。反対意見は全体的に減少傾向で、以前よりもお出かけによる欠席に対する抵抗感が薄れている傾向があった。
「おでかけや旅行で子どもが園や学校を休むこと」について、2〜3年前と比べて考え方がどう変わったかを尋ねたところ、「以前から賛成で、今も賛成」(75%)が最も多く、「反対から賛成へ」と変化した人も6%見られた。一方、「以前から反対で、今も反対」(17%)も一定数いることもわかった。
反対だった人が賛成に変わった理由としては、「コロナ禍での価値観の変化」や、「子どもが生まれてからの気づき」といった声があがっている。(フォルサ)