ブリストル・シティ戦でゴールを挙げた田中碧 [写真]=Getty Images リーズ(イングランド2部)に所属する日本代表MF田中碧が、今シーズンの5ゴール目を記録した。
すでにプレミアリーグへの昇格を決めているリーズは、28日のチャンピオンシップ第45節でブリストル・シティと対戦した。開始20分、田中はペナルティエリア右で相手のマークから外れて完全にフリーとなり、左からのクロスに合わせてチームに先制点をもたらした。
リーズは55分に追加点を獲得。ヨエル・ピローの見事なスルーパスに抜け出したウィルフリード・ニョントが、相手GKとの一対一を制した。さらに終盤、ニョントとの交代でピッチに送り出されたラージー・ラマザニが2ゴールの活躍を見せ、リーズは4−0で快勝した。
田中は86分までプレー。ベンチ入りしたブリストル・シティのMF平河悠に出番は訪れなかった。
自身の解任報道も流れるなか快勝を果たしたリーズのダニエル・ファルケ監督は、「私たちは4つの素晴らしいゴールを決めた。今シーズン最高のパフォーマンスだった」とブリストル・シティ戦を振り返ってコメントした。
「私はとても誇らしい。昇格を決めた直後で、明らかに簡単な1週間ではなかった。モチベーションの高い相手との試合は難しい。試合前は少し心配だったが、杞憂に終わった。選手たちは強い意志を見せてくれた」
「最高のパフォーマンスと最高の結果で、スタイリッシュにシーズンを終えようと強く決意していた。可能であればリーグ優勝を決めたかったね。勝ち点を伸ばし、ゴールの数を増やしたい」
チャンピオンシップのレギュラーシーズンは残り1試合で、首位リーズと2位バーンリーは同勝ち点「97」で並んでいる。最終節で、リーズは残留争いの渦中にある23位プリマスと、バーンリーは昇格プレーオフ出場の可能性を残す7位ミルウォールと、それぞれ対戦する。得失点差ではリーズが大きくリードしており、勝てば文句なしの優勝、引き分け以下ならバーンリーの結果次第となる。
【ハイライト】リーズ 4−0 ブリストル・シティ