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在留カードを偽造したとして、警視庁国際犯罪対策課は9日、いずれも中国籍で東京都大田区蒲田2の無職、杜晶江(としょうこう)(35)、李龍(りりゅう)(36)の両被告を入管難民法違反(在留カード偽造)の疑いで再逮捕したと発表した。
再逮捕容疑は4月8日ごろ、大田区のビル1室の自宅で、ベトナム、スリランカ、中国など7カ国の外国人の在留カード30枚を偽造したとしている。容疑を認めているという。
警視庁によると、2024年11月〜今年3月、偽造カードを毎日約50枚作製して1枚1万円で販売し、約7500万円を売り上げたとみられる。SNS(交流サイト)上に広告を出し注文を受け付けていた。
自宅から押収したパソコンからは、マイナンバーカードや戸籍謄本、学生証など外国人や日本人名義の偽造データ約1万件が見つかった。データは中国国内の指示役から送られたとみられる。
2人は技能実習生として入国。4月、出入国管理法違反(不法残留)の疑いで逮捕、起訴されていた。【朝比奈由佳】
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