
働いていると「この会社ダメだな……」と感じることもあるだろう。福岡県の40代女性が以前働いていた職場では、新人いじめが放置されていた。その結果、人材が全然定着していなかったそうだ。
あるとき、自分と社歴が近いと思っていた人が、実は“15年以上働いているパート”であることに気づいた。ベテランばかりで、中間層がいないのだ。女性は、
「新人の私(と社歴15年のパート)の間に人がまったくいないから変だと思ったら、社内いじめが凄かった」
と振り返る。(文:西荻西子)
「姿が消えたと思ったら…」実は隠れて雑談三昧
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女性によると、リーダークラスが率先して職場いじめをしていた。こうしたリーダーたちは「仕事ができない人ばかり」だったそうで、管理職もリーダーを交代させたいと考えていた。しかし、仕事ぶりが管理職に気に入られるとリーダーの2人がいじめを始めるのだそう。
「私の後に入った人も全員3か月ほどでやめていきました。定年間近の人しか居ないにはわけがあったんだと痛感しました」
女性がまじめに業務に取り組んでいると、例にもれずリーダーたちからのいじめが始まった。リーダーたちは、
「仕事を頑張る人がいると、自分たちがサボってるかと勘違いされるでしょ!」
と女性を怒鳴ったという。女性は「頑張ったというか、普通に業務をこなしていただけ」だったといい、さすがの状況に「即辞めました」ということだった。
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なお、そのリーダーたちは普段からよくサボっており、周囲を困らせていたそうだ。
「社内でどこに行ったか分からなくなり、ずっとみんなから探し回られていました。隠れて雑談をしたりお互い離れたところで電話を掛け合っているのを何度か見かけました」
これで給料が支払われるのだから、まじめに働いている人は不公平に感じただろう。しかし、会社側が改善しようと動くことはなかったようで、女性は「管理職が自分の仕事に夢中で(現場を)全く知らない見ていない会社はダメだなと思いました」と書いている。
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