画像提供:マイナビニュースナイルは5月16日、万博の満足度や来場理由、人気の展示、情報収集の手段についてのアンケート調査結果を発表した。同調査は、2025年4月18日〜19日の間、全国の10〜60代の男女550人を対象にインターネットで実施したもの。
大阪・関西万博来場者に対して満足度を聞いたところ、約半数が「とても満足した」と回答し、「ある程度満足した」と合わせると約86%という高い満足度が示された。
開催前や開幕直後には、準備の遅れや会場設備への不安など、否定的な声も一部に見られたが、実際に訪れた人たちの多くはポジティブな印象を抱いたことがわかったという。
大阪・関西万博来場の理由を尋ねると、「貴重な機会だから」(41.8%)、「住んでいる場所が行きやすかったから」(34.2%)、「目当てのパビリオンや展示物があった」(31.1%)などの回答が集まった。
最も楽しかったパビリオンを聞くと、海外・国内パビリオンと回答した人が8割を超えた。3位には会場のシンボルでもある「大屋根リング」(21.3%)がランクイン。巨大な構造物の存在感に、「とても壮大で良かった」「予想以上に感動した」といった声もあり、来場者の印象に強く残ったようだ。
情報収集をする際に使った手段を質問すると、「Instagram」(39.8%)が1位となった。同社によると「ビジュアル中心で情報が把握しやすく、実体験のシェアが多い点が役立っているのだろう」としている。(上和田美紅)