87歳・伊東四朗、“老い”を自虐「ご覧の通りの爺さんです」

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2025年05月21日 12:10  ORICON NEWS

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“老い”を自虐した伊東四朗 (C)ORICON NewS inc.
 俳優の伊東四朗(87)が、『第50回 菊田一夫演劇賞』の「菊田一夫演劇賞特別賞」を受賞し、21日に都内で行われた授賞式に出席した。関係者の手を借りて壇上へあがると「こんにちは、ご覧の通りの爺さんです」と自虐気味にあいさつをした。

【写真】ビシッとスーツ姿で出席!手を借りて降段する伊東四朗

 『菊田一夫演劇賞』は、1975年に日本の演劇界に偉大なる足跡を残した菊田一夫氏の業績を永く伝えるとともに、その念願であった演劇の発展のための一助として創設された演劇賞。大衆演劇の舞台ですぐれた業績を示した芸術家(作家、演出家、俳優、舞台美術家、照明、効果、音楽、振付、その他のスタッフ)を表彰する。

 「永年の舞台における功績」を評価して選出された伊東は「今回の受賞、とにかくビックリして、そしてこんなにうれしかったことはありません。舞台人になろうと思ってこの世界に入ったので、舞台を褒められるとうれしいんですよね」と喜んだ。

 「芸歴は66年。もうすぐで67年になるんですが、口が回っていません(笑)」と自身の“老い”に絡めたジョークを交えつつ「66年間、一年に一回は舞台をやっていました。20代の頃には400日続けて舞台をやった記録があります。今も登壇する時に手を借りましたが、舞台に出るとそんなことをすっかり忘れるので『あいつ、詐欺師なんじゃないか』と思われるような魅力が舞台にはあります」と熱弁し「まだまだ元気でやっておりますので、どこかで転んでいたら助けてください(笑)」と笑顔で呼びかけていた。

■『第50回 菊田一夫演劇賞』受賞者
<菊田一夫演劇大賞>
栗山民也(『オーランド』『ファンレター』をはじめとする今年度の演出の成果に対して)

<菊田一夫演劇賞>
明日海りお(『王様と私』のアンナ役、『昭和元禄落語心中』のみよ吉役の演技に対して)
長澤まさみ(NODA・MAP 第27回公演『正三角関係』作・演出:野田秀樹の唐松在良/グルーシェニカ役の演技に対して)
甲斐翔真(『ムーラン・ルージュ!ザ・ミュージカル』のクリスチャン役、『ネクスト・トゥ・ノーマル』のゲイブ役の演技に対して)
上田一豪(『この世界の片隅に』『HERO THE MUSICAL』の演出の成果に対して)

<菊田一夫演劇賞特別賞>
伊東四朗(永年の舞台における功績に対して)
林与一(永年の舞台における功績に対して)


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このニュースに関するつぶやき

  • この歳になるともう死んでないだけの状態なのよね。年金給付開始を遅らせると85歳から得をすると言われても何も出来んわ。旅行も買い物もできん。食いもんすら介護食だわね。まあ国が勧めるのは国が得をするからよ。
    • イイネ!11
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