
Q. 上司から「令和だね」と言われたら皮肉でしょうか?

飲み会やビジネスマナー、新⼈の⽴ち居振る舞いなど、令和においては「昭和的なビジネスマナー」が緩和した風潮も見られます。一方で昭和や平成を社会人として生きてきた人々のなかには、この「令和の⾵潮」に抗おうとする人たちも存在するようです。
【皮肉だと思う】派の声
「上司も令和を⽣きているので、今の考えを認めたくないとしか思えない」
「あえて⾔わなくても良い発⾔では、と思うので⽪⾁だと思う」
「昭和で味わった成功事例が基準になっている感覚によって出てくるコメントだと思う」
【皮肉だとは思わない】派の声
「若い社員の斬新なアイデアに対して“その感覚新しいね”というほめる意味が込められていると思う」
「⾃分が古い考え⽅だったと感じて直そうとしてくださっているのかな、と前向きに捉える」
「私なら、⾃分もアップデートしなきゃくらいの意味で使うかもしれない」
上司世代が⽐較的多い40〜50代が「⽪⾁だと思わない」と感じている発言も、20代にとっては「⽪⾁」と感じるケースもあり、世代間ギャップが浮き彫りになる結果といえそうです。
Q. 上司から「グレー行為」を求められたら実行すべき?

過剰な接待や退職勧奨など、ビジネスシーンでは明確に違法とは⾔えないものの“適切ともいえない”、いわゆる「グレー⾏為」に出くわす可能性もあります。上司からの指⽰なら「会社のため」と割り切って動くのか、個⼈の名誉のために「断るべき」か……。難しい判断を迫られた過去の経験談が集まりました。
会社主義の「実行する」派は?
「⾃分は古い⼈間なので、真っ黒も経験した。窮地に追い込まれた場⾯ではグレーでも⾏動してしまう」
「組織⼈として勤務する以上、多少のことは⽬をつむらないとやっていけない」
「本⾳は『ダメだろ……』と思っていたとしても、実際上からの命令であれば断ることができる⼈は少ない」
個⼈主義の「断る」派は?
「引き受けてしまったら、今後の⾃分の⼈⽣の中でずっと後悔し続けてしまうから」
「都合が悪くなったらトカゲのしっぽ切りになるのでやらない」
「断りたくても断れる雰囲気ではなかった経験がある。後悔しか残らなかったのでもうやらない」
「グレー⾏為」を指⽰された場合の対応については、「実⾏する派」が28.8%、「断る派」が71.2%と賛否が分かれる結果となりました。
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<参考>
・「ココだけの本⾳」(JobQ Town / パーソルキャリア)
(文:All About 編集部)