“ハルク・ホーガンのテーマ曲”手掛けたロック界の伝説的ギタリストが死去

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2025年05月29日 04:05  ナリナリドットコム

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クラシック・ロック界の伝説的ギタリスト、リック・デリンジャーが死去した。77歳だった。5月26日、米フロリダ州オーモンドビーチにて、家族に見守られながら息を引き取ったことを、長年の友人であり介護人でもあったトニー・ウィルソン氏が発表した。

ウィルソン氏は「彼のエネルギーと才能は、常にファンを魅了し続けてきました。音楽界に大きな空白を残し、多くの人々に惜しまれながらの旅立ちとなりました」とコメントし、リックの功績を称えている。

1947年生まれのリックは、1962年にオハイオ州で弟のランディ、ベーシストのデニス・ケリーと共にバンド「ザ・マッコイズ」を結成。わずか17歳でレコーディングした1965年のヒット曲『ハング・オン・スルーピー』で一躍脚光を浴びた。

その後もリックの影響力は広がり、リック自身が作詞作曲を手がけたロックの名曲「ロックンロール・フーチー・クー」は、Netflixのドラマ「ストレンジャー・シングス 未知の世界」シーズン4でも使用された。また、プロレスラーのハルク・ホーガンのテーマ曲として知られる「リアル・アメリカン」もリックが手がけたものだ。

1973年にはソロデビューアルバム「オール・アメリカン・ボーイ」を発表したほか、“ウィアード”・アル・ヤンコビックのデビューアルバムのプロデュースも担当した。また、パティ・スミスに初の主要クレジットを与えた楽曲「ジャンプ」もリックの代表的な仕事の一つだ。

さらに、リックはアリス・クーパー、バーブラ・ストライサンド、シンディ・ローパーらとの共演を果たし、アート界の巨匠アンディ・ウォーホルとの親交も知られている。晩年にはリンゴ・スター&オール・スター・バンドと共に世界各地を巡るツアーを行っていた。


元記事はこちら:https://www.narinari.com/Nd/20250595658.html



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