政府、世界４位以内目指す＝知的財産計画を決定

　政府は３日、知的財産戦略本部（本部長・石破茂首相）の会合を首相官邸で開催し、「知的財産推進計画２０２５」を決定した。人工知能（ＡＩ）などの先端デジタル技術を活用して知的財産に関する競争力を高め、国際的なランキングで２０３５年までに４位以内に入ることを目指す。

　首相は会合で「わが国の稼ぐ力の源泉である知的財産は企業の競争力を確保する上で極めて重要だ」と指摘。「競争力のある知的財産を創出するため、ＡＩの利活用を抜本的に強化していく」と強調した。