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お笑いコンビ、おぎやはぎの小木博明(53)が6日、日本テレビ系「DayDay.」(月〜金曜午前9時)に出演。コメ高騰に伴う「令和の米騒動」で、政府が備蓄米を放出している状況について「政府が税金で買ったコメをまた僕らが買う。二重で買ってる気がして。なんかマッチポンプみたい」と、強い違和感を表明した。番組に出演した元農水省の東大大学院特任教授、鈴木宣弘氏も「同意見」と語った。
番組では、コンビニの店頭に並んだ古古古米の発売を視察した小泉進次郎農相の様子などを紹介。南海キャンディーズの山里亮太からコメントを求められた小木は「よく分かってないんですけど、備蓄米って、そもそも、政府が税金で買われているコメですよね。備蓄して、災害とか起きた時に放出するものなのに、税金で買ったコメを、えーっと、また僕らが買うって、なんか、二重で買ってるような気がして、なんかマッチポンプみたいになってんなって」と、率直な疑問を問題提起した。その上で「そういう構造になってて、それに対して政府も今回備蓄米出した、2000円だっなんて言って大喜びしてたり、お客さんも喜んでる姿にすごい違和感を感じていて。配るものじゃんじゃないのかなって思うんです。もともと税金で買われているものですから」と指摘した。
今回の政府備蓄米が放出された時から、販売価格などが注目されていたが、確かに、緊急時のために、一度政府が購入しているものをもう一度庶民が買うのが本来あるべき姿なのか。武田真一アナから意見を求められた鈴木氏は「私の周りでもそういう議論がたくさん出てましてね、確かにちょっと変だよねと、違和感があるというのが、私も同意見でございます」と小木に同調。その上で「根本的にこういうことでいいのかということをゆっくりと議論すべきだと思います」と語った。
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