58歳“クズ芸人”不動産会社週5勤務の現在 収入減で賃貸契約できず「初めてPC触りました」

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2025年06月07日 12:40  日刊スポーツ

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お笑いタレント三又又三(58)が、千葉県内の不動産会社で週5回、フルタイムで勤務する様子が、7日配信のAbema「NO MAKE」で公開された。


番組では、三又が、千葉県の不動産会社「テイルハウジング」で、白いポロシャツにカードホルダーを首から提げたスタイルで社内会議に臨み「おはようございます。本日の行動予定ですが、10時から12時半まで店頭対応していきたいと思います」などと業務報告する姿からスタート。来客に名刺を渡しながら「3枚たまると僕の漫談を」と冗談をまじえて営業する場面も映された。


入社のきっかけについては、ナレーションで「収入面で賃貸契約ができず、ホテル暮らしをしていた時、知り合いだった今の会社の社長に声をかけられた」と紹介された。両親が他界し、兄も白血病で失い「天涯孤独」の状況で、同社長の声掛けで住む家も借りられたといい、三又は「免許持ってない、宅建持ってない、パソコンいじれない、それでも雇ってくれる会社。感謝しかないです」と語った。


業務については「もう1年半以上になりますね。毎日まずはメールのチェックをします。僕はこのテイルハウジングで初めてパソコンを触りました」と説明。ただ「決してすぐ慣れなかったですよね。僕の直属の上司、30個下ですよ。2、3カ月で頭に帯状疱疹できて。病院行ったら、『これストレスですね』って言われて」と苦労も明かした。


現在の主な仕事は有望な土地の仕入れ作業。他、接客や店舗の窓拭きをする様子なども公開された。同僚からは「(PCを)触っているふりしてたばこ吸う」座ると寝ちゃう」「すぐキレる」などのツッコミも入ったが、「メンタルが強い」など評価のコメントも。三又を採用した社長の「いるだけで雰囲気は和やかになる。ムードメーカーなので」とのコメントも映された。


一方で、芸人としての活動も続けているとし、「めちゃくちゃオモシロイのに、そことお笑いの仕事が比例してないかな。ダメだ、オレ面白くない、だったら辞めてます」と芸能活動への意欲は衰えていないことも示した。


番組はAbemaで見逃し配信もしている。


三又は、コロッケの付き人としてキャリアをスタートし、山崎まさやとのコンビ、ジョーダンズとして92年から活動。ビートたけしを師として慕っている。芸人仲間からの借金や、かつて経営していたシャンパンバーの高額料金などが番組などでもたびたびイジられ、代表的な“クズ芸人”としても知られる。

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