田中圭　永野芽郁との不倫疑惑報道後、初の公の場「お前が悪いよ！」ツッコまれて苦笑い

俳優田中圭（40）が18日、都内で、WOWOWのドラマW「おい、太宰」（29日午後10時）の完成報告会に出席した。

4月に一部週刊誌で、女優永野芽郁（25）との不倫疑惑が報じられて以降、報道陣の前に出るのは初めてだったが、作品に関すること以外のコメントはなかった。

田中は終始緊張気味の表情で、スリムになったためか、ブラウン系のスーツはかなり余裕のある印象だった。冒頭、神妙な面持ちで「今日はありがとうございます。三谷さんのワンカットシリーズが大好きで、早く皆さんに見ていただきたいです」とあいさつし、完全ワンシーン、ワンカット作品シリーズ第3弾について触れた。

会見が進むにつれ、時折、脚本、監督の三谷幸喜さんのトークに声を出して笑う場面も多くなった。

オファーのきっかけについて田中が「三谷さんとプライベートで会う、ある特定の場所がありまして…」と話しかけると、三谷さんに「特定の場所って言ったらいけないの？　なんかいやらしい」と言われ、慌てて「ジム、ジムです！」と応じた。微妙な雰囲気になったため、小池栄子に「お前が悪いよ！」とツッコまれて、苦笑いしていた。

約100分間をワンカットで撮った作品で、太宰治を敬愛する会社員を主人公にしたタイムスリップコメディー。約100分間ほぼ出ずっぱりだった撮影を振り返り、田中は「汗が出すぎて…。2人が助けてくださいました」と、同席した小池と宮澤エマに感謝した。

田中の汗について、三谷さんも「悲愴（ひそう）感が漂って見たことない顔になりました。ずっと出ずっぱりだったから大変だった」と話しつつ「これでもかというくらい田中圭が見られる」とアピール。小池も「本当にチャーミングだった。圭さんにしかできない役」とした。

過去にタイムスリップできるなら？　というトークで、田中は「僕はジュラ紀とか白亜紀で、恐竜が見たい。恐竜見てみたいじゃないですか。どんだけギャーギャー言ってるのか」と話し、最後のあいさつでは「おもしろいエンターテインメントができた。今日はありがとうございました」と深々おじぎをした。

田中、永野の双方所属事務所はそれぞれ不倫については否定しているが、2人とも出演CMの終了が相次いだり、永野はラジオ番組終了、26年大河ドラマの出演辞退など、報道の影響は広がった。