

夫には私の言葉は届かなかったので、分からせるために強行突破をすることにしました。義実家に到着後、いつもであれば「お手伝いしましょうか?」とキッチンにいる義母やチエさんに声をかけるのですが、毎回「いらない」と言われるため、今回は声をかけませんでした。そして私は持参してきたコンビニのおにぎりを食べ始めました。すると、義母が慌ててすり寄ってきたのです。

一同が目を点にして、私を見つめます。「食事会」と言いながら、食事をさせてもらえない。義母が私の何が気に入らなかったのかは分からない。でも、だからといって運ばれてきた料理に「手をつけるな」と言ってきたり、私の分の茶碗蒸しだけなかったりしたのです。私は、今まで義母から受けた明らかな嫌がらせの数々をみなさんのまえで暴露しました。

義実家に私の味方はいませんでした。
唯一味方でいてほしい夫も、何の役にも立ちません。
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食事が用意されていない食事会に行かなければならないのであれば、自分の分の食事は自分で用意すればいい。
そう思ってコンビニのご飯を買っていったのです。
親戚のおばさんたちは驚いた顔で私を見ていました。
一方の義母はバツの悪そうな顔をしながら、「そんなことない」と平然と嘘をつくのです。
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【第8話】へ続く。
原案・ママスタ 脚本・渡辺多絵 作画・よしはな 編集・石井弥沙