参院本会議場(資料) 参院選(3日公示、20日投開票)は、選挙区74、比例代表50の改選124議席と、東京選挙区の非改選の補欠選挙(欠員1)の計125議席を争う。2日現在で約520人が立候補を予定。自民、公明両党が50議席を確保し、非改選(75)と合わせて参院の過半数(125)を維持できるかが最大の焦点だ。
与党は昨年の衆院選で大敗し、過半数を失った。今年6月の東京都議選でも敗北しており、参院選は石破茂首相(自民総裁)の命運を左右する。立憲民主党は与党過半数割れを目指しており、与野党双方に「事実上の政権選択選挙」との見方がある。