中国軍機が異常接近=東シナ海で空自機に―防衛省

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2025年07月10日 21:31  時事通信社

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時事通信社

防衛省=東京都新宿区
 防衛省は10日、東シナ海の公海上空で9日と10日、警戒監視中だった航空自衛隊の情報収集機に対し、中国軍の戦闘爆撃機が約30メートルの距離まで異常接近したと発表した。空自機や隊員に被害はなかった。中国軍機による異常接近が公表されるのは6月11日以来4回目。

 政府は偶発的な衝突を誘発する可能性があるとして、外交・防衛両ルートで中国側に深刻な懸念を表明し、再発防止を厳重に申し入れた。

 防衛省によると、9日は午前11時5分ごろまでの約15分間、10日は午前10時10分ごろまでの約10分間、東シナ海の公海上空で警戒監視中だった空自のYS11EB情報収集機に、中国軍のJH7戦闘爆撃機が複数回接近した。

 最接近時の距離は、9日が水平距離で約30メートル、10日が垂直距離で約30メートル。いずれも空自機の右斜め下から近づいて追い抜いた後、旋回して再接近するなどしていた。中国軍機はミサイルを装着していたとみられるが、実弾か模擬弾かは不明。 

このニュースに関するつぶやき

  • 同盟国には言っても「なめられてたまるか」とこちらには言えない石破岩屋の売国奴夫妻。刑務所がお似合いですよ。
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