<怖っ>習い事が下手で「みんな自分のレベルまで下がってほしい」と言うわが子。育て方間違えた?

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2025年08月22日 19:30  ママスタセレクト

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子どもの自立心や向上心を育てるために、スポーツや習い事を頑張らせているママも多いですよね。先日はママスタコミュニティには、こんな投稿が。投稿者さんの息子さんは小学校低学年で、習い事はスポーツをやっています。そんな息子さんが最近「自分が努力して上に行くんじゃなくて、周りが自分のレベルに下がってきてほしい」と言い出しているそうです。
『「自分が一番下手」と言うくせに、週に1〜2回教室に通って、普段は最低限の自主練をやるだけ。あとはゲーム三昧の毎日で「みんな自分を勝たせてくれない」とか言ってくる。「みんな自分が勝ちたくて必死だからそんなことできないの!」「勝ちたいなら上手くなれるように毎日もっと練習しなきゃダメでしょ!」と毎回叱るんだけど、全然響いていない様子。このまま大きくなったら、自分よりできる人に嫌がらせとかするようになるかもしれないよね。悔しさをバネに頑張る人間になってほしいのに、どこで育て方を間違えたのか』
息子さんの習い事の内容はわかりませんでしたが、自分が練習をするよりも他の子が下手になることで、相対的に上のレベルにいきたいと考えている様子です。そんな考え方はやめるように投稿者さんが指摘してもまったく響いていないことから、ママたちにアドバイスを求めていました。

低学年ってそんなものでは?適当に聞き流してもいいかも


『低学年ってそんなものじゃない? 「スーパー小学生!」とかあるけど、基本的には精神面も弱くて楽に流れがちで自己否定をするけど、親には「そんなことないよ」と言われたがる。いちいち叱咤激励しても無駄かも。「ふーん、そう思うんだ」と聞き流して』
『相手にしなきゃいいんじゃないの? 「みんな勝たせてくれない」と言ったときに鼻で笑って馬鹿にした態度をとるとか、「うわー引くわー」みたいな態度で相手にしない。嫌な思いをして傷ついて気がつくこともあるしさ。正論で相手にすると、真面目に相手にしてもらって満足するのか、全く響かないことってあるよね。勝てないストレスを毎回聞いてもらって満足して、そこで悩んだり成長したりしないで終わるみたいな』
自分が練習をしたくないのか、他の子のレベルを下げることで上に上がりたいと考えている息子さん。投稿者さんはそんな考えを持ち続けていれば、いずれは他人のことを蹴落とすために嫌がらせをしたり、傷つけたりするような大人になってしまうのではないかと心配していました。しかしママたちからは「小学校低学年だったらそんなものでは?」という意見が寄せられています。スポーツに取り組んでいるとはいっても、アスリートのようなメンタルや考え方を持つ小学生というのは極稀でしょう。上手になりたい気持ちと練習が面倒な気持ち、周囲の子どもが上達しているのを見て焦る気持ちなどが混在して、モチベーションや向上心を持ち続けられない子どもがいても珍しいことではないはずです。また息子さんはこうした上手くいかない状況を投稿者さんに吐き出して、ストレスを発散させている可能性もありますよね。息子さんも息子さんで、自分以外の子どものレベルが下がるわけもなく、頑張って練習しなければ上にはいけないことを経験で理解していくでしょうから、あまり相手にせず聞き流しているだけでいいのではないでしょうか。

努力の方法や上達するプロセスを丁寧に説明してみては?

『愚痴っているだけなら聞き流す。「なぜ」が出てきたら答える。どうしてぼくはできないんだろう→練習しないからだね。どうしてみんなはできるんだろう→みんなは頑張っているからじゃないかな。本人が気づいてその気にならないとどうしようもない』
また息子さんは「みんなが勝たせてくれない」と言っていることから、勝負やスポーツというもの自体をまだよくわかっていない可能性もありそうです。勝負のタイミングでは誰もが本気で力を出して戦うもので、誰かが勝たせてくれる、勝たせてあげるという譲り合いではないことや、上達するためには真剣に練習に取り組んで上達するしかないことなど、根本的なことを教えてあげる必要があるかもしれませんね。そのほかにも、自分が頑張って練習しているなかで、他の子が「みんなが勝たせてくれないから、自分のレベルに下がってほしい」と言ったらどんな気持ちになるのか? こうした場面を想像させるというのも一つの手ではないでしょうか。

練習の方法やモチベーションの上げ方がわからないだけかも


『それ以上言うなら親が誘って一緒に練習して、上達する過程を経験させる。成功体験を何度もしていくしかないよ。そのモチベーションを保てないとスポーツは伸びない。楽しいだけでやりたいなら、スクールとかにしたらどうか』
『息子が低学年のときはそんな感じで、練習さえしておけば上手くなるはずだと思っていたみたい。一緒にトレーニング方法を調べて練習するようになって、上手くなってからは自主的に練習するようになったよ。息子さんも上手くなりたいけど、何をどうすればいいのかわからないんじゃない?』
実際にわが子がスポーツや習い事に取り組んで、同じような状況を経験したことがあるママたちからは具体的なアドバイスも寄せられていました。息子さんは怠惰で他人を蹴落とす性格をしているのではなく、練習に取り組むやる気の出し方やモチベーションの保ち方、さらには具体的な練習方法がわからないためにモヤモヤしているのかもしれません。親子で一緒に練習方法を調べて取り組んでみたり、練習した結果上達するという成功体験を重ねたりできると、息子さんの取り組み方も変わっていくのではないでしょうか。

まだ小学校低学年ですから、親が言葉で説明しても理解が追い付かないことも多々あるでしょう。上手になりたい気持ちはあるようですから、まずはその気持ちを褒めて、親がモチベーションアップできるように導く工夫が必要なのではないでしょうか。また上達することや勝負に勝つこととともに、毎週ちゃんと練習に行っていることや続けていること、努力している過程をもっと褒めるというのも大事かもしれません。息子さんが「上達しないといけない」「勝たないといけない」と追い込まれないように、親としてもまずは努力や過程の大切さを伝えてあげたいですね。



文・AKI 編集・有村実歩 イラスト・なかやまねこ

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