限定公開( 1 )
YouTube「美容師くまのこだわりTV」では年齢に関係なく誰でも自宅で簡単に、美しい髪になる方法を発信中です。
美容室に行ったときに、希望を伝えることができず「こんなこと言ったら迷惑かな……」と遠慮してしまった経験はありませんか？
実際に僕のお客さまからも、
「本当は気になっていたけど、今まで遠慮して言えませんでした」
という声をいただいたことがあります。
でも美容師としては、言っていただいた方がむしろ助かることばかり。
今日はその中から「お客さまが遠慮しがちなこと」3選をご紹介します。
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シャンプー中に聞かれる定番のフレーズ、
「かゆいところはありますか？」
本当はかゆい部分があっても、
「掻いてもらうのは申し訳ないな…」
「わざわざ言うのも悪いかも…」
と遠慮してしまう方は多いです。
でも実際には、
「襟足がかゆいです」など具体的に教えていただければ、
その部分を丁寧に洗ったり、マッサージすることができます。
美容師にとっては全く迷惑ではなく、むしろ伝えていただけた方がより気持ちよくシャンプーできます。
さらに力加減を聞いた際「シャンプーは強めが好き」「弱めがいい」といったリクエストも大歓迎。
「いつもこの部分がかゆいんです」と伝えていただければ、頭皮トラブルのサインに気づけることもありますよ。
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カットが仕上がったときに、
「もう少し短くしたいな……」と思いつつ、
「ここで言ったら迷惑かな」
「もう仕上げてしまったし…」
と我慢してしまう方も多いようです。
でも実際には、遠慮なく伝えていただいた方が、美容師としても安心。
髪の長さは「これくらいで」と言っても、仕上がりのイメージに微妙な差が出ることはあります。
じつは、美容師は“失敗を防ぐために少し長めに残しておく”ことも多いのです。あらかじめ長めに残しておけば、修正も可能なので。
だからこそ、気になる部分はその場で伝えていただくのが正解。
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◆��：なりたい髪型の写真を見せるのが恥ずかしい
SNSや雑誌で見つけた芸能人やモデルの髪型を参考にするため、写真を用意して来るお客さまは多いです。
ただ、イケメン俳優や人気モデルの写真だと、
「顔が違うのに持って行ったら恥ずかしい……」
とためらってしまう方も少なくありません。
でも安心してください。
美容師が見ているのは髪型そのものです。
そして、その髪型をお客さまの骨格やあごのライン、髪質に合わせてアレンジし、「最善の似合わせ」を行います。
モデルさんの口角の位置や眉の位置など、“バランスの参考”にする程度で、顔が似ていなくても全く気にする必要はないのです。
むしろ、写真を見せていただけるとイメージの共有が一気にスムーズになります。
口頭だけでは伝わりにくいニュアンスも、一目で理解できるため、仕上がりの満足度もぐっと高まります。
だからこそ、「写真を持って行くのは恥ずかしい」なんて思わずに、積極的に活用してくださいね。
◆美容師に言いにくいことは、むしろ“大歓迎のリクエスト”
美容室で「迷惑かな…」と遠慮して言えないようなことは、じつは美容師にとっては“大歓迎のリクエスト”です。
・シャンプーの強弱やかゆい部分
・カット後の微調整
・なりたい髪型の写真
どれも遠慮なくお伝えいただいた方が、仕上がりが一段と理想に近づきます。
次回美容室に行くときは、ぜひ気兼ねなく伝えてみてくださいね。
＜文／KUMA＞
【KUMA】
髪質改善専門家・美容師。東京都江東区にてリピート率95%以上の髪質改善専門店「area」を3店舗経営。極度のダメージヘアやクセの強い髪もサラサラ・ツヤツヤにさせる独自の施術に定評があり、全国各地から髪に悩みを抱える人々が大勢訪れる。YouTubeチャンネル「美容師くまのこだわりTV」で自宅で簡単にできる髪質ケアを中心に発信。
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