総裁選前倒し確認手続き、午後開始=参院選総括、石破首相責任に触れず―自民

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2025年09月02日 11:32  時事通信社

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自民党役員会に臨む石破茂首相(右)と森山裕幹事長=2日午前、東京・永田町の同党本部
 自民党は2日午前、参院選総括委員会を党本部で開き、7月の参院選大敗を総括する報告書を了承した。石破茂首相(党総裁)個人の責任には触れなかった。党執行部は午後の両院議員総会に報告。報告書が正式にまとまり次第、総裁選挙管理委員会は総裁選前倒しの是非を問う手順を党内に通知し、手続きをスタートさせる。

 総裁選前倒しは首相に対する事実上の退陣勧告を意味し、党内では前倒し要求の提出期限と見込まれる8日に向け、首相サイドと前倒し推進派の駆け引きが激化する見通しだ。総括後に責任を明らかにするとしている森山裕幹事長ら党幹部の進退も焦点となる。

 報告書を巡っては、先月29日の総括委で「首相らの責任に触れていない」と異論が上がり、了承を得られなかった。執行部は2日の総括委に修正案を提示し、了承された。「解党的出直し」に言及した。 

自民党の参院選総括委員会に臨む森山裕幹事長(中央左)ら=2日午前、東京・永田町の同党本部
自民党の参院選総括委員会に臨む森山裕幹事長(中央左)ら=2日午前、東京・永田町の同党本部

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