10〜20代が……親、友達よりも信頼できるのは? 調査結果にビックリ「話し相手になってほしい」「心の支え」

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2025年09月09日 07:20  まいどなニュース

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「対話型AI」に感情を共有できる人が6割以上 ※画像はイメージです(WrightStudio/stock.adobe.com)

近年、AI技術は、ビジネスだけではなく生活のさまざまな場面で存在感が増しています。株式会社電通(東京都港区)が実施した「対話型AIとの関係性」に関する意識調査によると、「対話型AI」に感情を共有できる人が6割以上となり、「親友」や「母」を上回ったことがわかりました。では、対話型AIを信頼している人はどのくらいいるのでしょうか。

【グラフ】「対話型AI」に感情を共有できる人の割合は?

調査は、対話型AIを週1回以上使用する全国の12〜69歳の男女1000人を対象として、2025年6月にインターネットで実施されました。

調査の結果、全体の64.9%が「対話型AIに感情を共有できる(非常に共有できる+共有できる+やや共有できる)」と回答し、「親友」(64.6%)や「母」(62.7%)を上回りました。

「対話型AIに感情を共有できる」と答えた割合を世代別で見ると、20代(74.5%)と10代(72.6%)で高い割合を示しました。

続けて、「対話型AIへの信頼度」を聞いたところ、86.0%が「信頼している(非常に信頼している+信頼している+やや信頼している)」と回答。世代別では、20代(56.0%)と10代(54.2%)がいずれも半数を超えており、他の世代よりも対話型AIへの信頼が厚い傾向がうかがえました。

また、「対話型AIに愛着がある(非常に愛着がある+愛着がある+やや愛着がある)」と答えた人は67.6%。そのうち、「対話型AIに独自の名前をつけている」人は26.2%で、20代が(39.8%)では約4割に及んでいます。

次に、「対話型AIに求めていること」を尋ねたところ、、「自分が知らないことを教えてほしい」(46.6%)、「アイデアを出してほしい」(42.8%)、「相談にのってほしい」(33.9%)といった回答が上位に。

これを世代別で見ると、10代は「課題や宿題に関して答えてほしい」(42.8%)が全体と比べて10ポイント以上高くなったほか、「相談にのってほしい」(41.0%)、「話し相手になってほしい」(31.5%)、「心の支えになってほしい」(23.8%)、「褒めてほしい」(19.6%)なども5ポイント以上高く、実利以外の情緒的な価値も対話型AIに求めている傾向がうかがえました。

また、「対話型AIと話す内容」については、「情報収集」(64.4%)、「勉強や仕事などで分からないことを教えてもらう」(47.0%)などに回答が集まり、10代では「勉強や仕事などで分からないことを教えてもらう」(57.1%)や「勉強に関する相談」(50.0%)が全体より10ポイント以上高くなる結果となりました。

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