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NHK連続テレビ小説「あんぱん」の脚本を担当している脚本家の中園ミホ氏が情報番組「あさイチ」(月〜金曜午前8時15分)にVTR出演。「アンパンマン」原作者やなせたかしさんとの文通について語った。
10歳の時に父が病気で急死したという中園氏は「大好きな父だったので、かなりふさいでいたんですね」と振り返った。すると母が、やなせたかしさんの「愛する歌」の第二集を買ってくれたという。そして「たったひとりで生まれてきて たったひとりで死んでいく 人間なんてさみしいね 人間なんておかしいね」という詩に「子どもが読むには索漠とした詩ですよね。寂しい詩ですよ。でも。その時の私はすごくこの詩に救われて」と明かした。
中園氏は「みんなひとりで生まれてきて、みんなひとりで死んでいくんだ。私もそうなんだ。父もそうだったんだって思ったら、逆に救われたんですよ」と語った。
そしてこの詩に感動したことをやなせさんに伝えたいと手紙を送ったことから、文通が始まったと明かした。
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