日本維新の会の藤田文武共同代表(右)から外国人政策に関する提言書を受け取る鈴木馨祐法相(中央)=19日午前、法務省 日本維新の会の藤田文武共同代表は19日、鈴木馨祐法相と法務省で会い、外国人政策に関する提言書を手渡した。日本の人口全体に占める外国人比率に上限を設けるのが柱。具体的な比率は示していないが、「可能な限り低く抑えることを基本とすべきだ」としている。
提言書は欧州諸国のケースから「外国人比率が10%を超えると社会問題が顕在化する」と主張し、不法行為への厳正対処、国籍取得審査の厳格化、帰化取り消し制度の創設なども求めた。法相は「趣旨を踏まえ、いい形の外国人政策を確立する」と述べた。

日本維新の会の藤田文武共同代表(写真左)と鈴木馨祐法相