10月上旬は10年に一度レベルの高温 全国的に気温高く秋の深まり遅い 1か月予報

23

2025年09月25日 16:14  日本気象協会

  • チェックする
  • つぶやく
  • 日記を書く

日本気象協会

写真

今日25日、気象庁は向こう1か月(9月27日〜10月26日)の天候の見通しを発表しました。全国的に、向こう1か月も気温の高い状態が続き、特に、10月上旬(10月1日〜9日)は、10年に一度レベルの高温になる可能性があるとして「早期天候情報」を発表しました。10月にかけても油断せず、熱中症や食品の管理など十分に注意しましょう。

10月上旬は10年に一度レベルの高温予想

画像A

北日本・東日本・西日本では6月中旬以降、沖縄や奄美では8月上旬以降、暖かかい空気に覆われ気温の高い状態が続いています。向こう1か月も、暖かい空気に覆われやすいため、全国的に気温の高い状態が続くでしょう。

特に、10月上旬はかなり高くなる予想で、気象庁は今日25日、「高温に関する早期天候情報」を発表しました。これは、その時期としては10年に1度程度しか起きないような著しい高温となる可能性が、いつもより高まっているときに、6日前までに注意を呼びかける情報です。北海道〜沖縄にかけて、10月1日から「かなりの高温」が予想されています。関東から西の地方では、最高気温30℃以上の真夏日となる日があるため、熱中症や食品の管理などに注意が必要です。

ちなみに、真夏日(最高気温30℃以上)の最も遅い記録は、札幌9月21日、仙台10月2日、金沢10月23日、東京都心10月19日、名古屋10月17日、大阪10月20日、福岡10月18日です。

朝晩は東京都心でも20℃を下回る日が多くなり、羽織る物がないとヒンヤリ感じられそうです。朝と日中の気温差に加え、日々の気温差も大きくなるため、重ね着など服装で上手く調節しましょう。

10月は低気圧や前線の影響を受けやすい時期も

画像B

この先1か月は、西日本と沖縄・奄美では低気圧や前線、湿った空気の影響を受けやすい時期があるでしょう。このため、降水量は西日本と沖縄、奄美で平年並み多いでしょう。日照時間は、西日本の太平洋側で平年並みか少なくなりそうです。

【北日本】北海道・東北地方
【東日本】関東甲信・北陸・東海地方
【西日本】近畿・中国・四国・九州北部地方・九州南部
【沖縄・奄美】奄美地方・沖縄地方

このニュースに関するつぶやき

  • これさ、「平年より」って事だろ?温度でかいてくれよ。
    • イイネ!1
    • コメント 0件

つぶやき一覧へ(13件)

ニュース設定