ABEMA『ダマってられない女たち』#4に出演した島田珠代(C)AbemaTV お笑い芸人の島田珠代が、ABEMAのバラエティ番組『ダマってられない女たち season2』#4(9月26日放送)で一人娘・璃子さんとの知られざる波瀾万丈な人生を告白した。
【写真】「母親ヅラせんといて」空白の9年を乗り越えた島田珠代と娘 年間320日は舞台に立つという島田は、密着時も野外ステージでの3回公演を終え、一度帰宅し家事を済ませた後、夜9時から深夜2時半まで吉本新喜劇の稽古を行うなど、多忙な日常をのぞかせる。浴槽で台本を広げながら「覚えなあかんことがいっぱい」と疲労困憊の様子を見せつつ、「娘のためにやってるところはある。学校であーだこーだ周りの人に言われたくないから。『ここまでできますか、あなたたち』みたいな」と、娘に自慢の母でいたいという想いを原動力に奮闘する姿が映し出された。
島田は34歳の時に二度目の結婚をし、37歳で長女・璃子さんを出産した。「娘が私の全て」という程に溺愛し、家族三人での幸せな未来を思い描いていた矢先、夫がステージ4の直腸癌と診断され、余命5年を宣告される。夫の闘病生活の中で夫婦関係は徐々に悪化し、ついには離婚を決意。しかし、夫から「俺の生きる望みは娘だけなんだよ。娘は俺が引き取るから」と懇願される。「身の切られるような思い」で当時3歳の娘の親権を譲ったと明かすと、当時の心境を「嫌だ嫌だ嫌だ」「本当にごめんなさい」と涙ながらに話した。
9年後、元夫の死をきっかけに12歳になった娘と9年ぶりに同居を開始するも、関係は「よそよそしかった」「親戚のおばちゃんと暮らすみたいな」と告白。思春期の娘との接し方が分からず、ある日「ママは私が大変なときにおらんかったやん。ずっと一緒にいて育ててくれたのはお父ちゃんや。何もしてくれんかったくせに、母親ヅラせんといて!」と痛烈な言葉で拒絶され、2ヶ月間全く会話がなくなるという日々があったと振り返った。
どん底の中、先輩ママ芸人・浅香あき恵からの「あなたに甘えてるからなんだよ」「母親として見られてるんだよ」という言葉に救われたという島田は、のちに娘とも和解。今では高校2年生になった娘から「(ななまがりのイベントに呼ばれたことで)『ママ、売れたな』」と言われたことや、娘が手作りの弁当を作ってくれていることを自慢げに語った。VTRの最後には、璃子さんからサプライズで渡された手紙を読み上げ「そんなママが大大大大大好きです」という言葉に「すごくうれしいです。大切にします」と号泣した。
MCを務めるのはMEGUMI、剛力彩芽、ヒコロヒーの3人。今を生きる女性たちのリアルな姿に密着し、“幸せ”の形を本音で語り合う。#4には、スタジオゲストとして元テレビ東京アナウンサーの松丸友紀と、タレントで女優の新山千春が登場した。