現行型ダイハツ・コペン。角目のコペン・ローブと丸目のコペン・セロ ダイハツは9月29日、『COPEN(コペン)』の現行モデルについて、来年2026年8月末で生産を終了すると発表した。
あわせて全国のコペンファンに感謝を伝え、絆を未来につなげ続ける決意を込めたスペシャルイベントの開催をアナウンスした。
■次期型モデルの示唆も
軽自動車規格のオープンスポーツカーである『ダイハツ・コペン』は、遡ること23年前の2002年に、誰もが気軽に楽しめ『持つ悦び』と『操る楽しさ』を感じられるクルマとして誕生。
丸目で愛くるしいデザインや、当時の軽自動車では初となる電動開閉式ルーフの“アクティブトップ”を採用し注目を集め、多くの人々を魅了した。
2014年にはフルモデルチェンジを経て2代目に進化。デザインのバリエーションが増えたこのモデルは『感動の走行性能』と『自分らしさを表現できるクルマ』をテーマに開発され、新骨格構造“D-Frame”の採用などによって優れた操縦安定性と乗り心地を実現している。
そんなコペンだが、冒頭のとおり2026年8月末を持って現行モデルの生産が終了することとなった。これを受けて開催が決定したダイハツ主催のスペシャルイベントは、コペンにゆかりのある地域を含め、全国での開催が検討されているという。イベントの詳細は特設サイト(https://copen.daihatsu.co.jp/life/special/)で順次発表されていくとのことだ。
なおダイハツは、「ふたたびコペンを世の中に送り出せるよう、さまざまなスタディを続けております」と現行車に続くモデルの登場を示唆しているが、具体的な時期などについては触れられていない。
https://twitter.com/HelloDaihatsu/status/1972520915964768543
[オートスポーツweb 2025年09月29日]