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<阪神6−2ヤクルト>◇2日◇甲子園
ヤクルトが阪神に敗れた。
先発の青柳晃洋投手(31)が2被弾と古巣に打ち込まれた。5回途中6安打6失点で加入後、初勝利はならなかった。3回は2死一、二塁から前川に3ラン、5回は1死二塁から佐藤輝に40号2ランを浴びた。かつての本拠地での登板だったが、走者を置いた場面での本塁打に沈んだ。
高津臣吾監督(56)は「ストライクとボールがはっきりしていたので、本人も苦しかったかなと思います。今年はバタバタした1年だったと思うので。また来年しっかり調整して、彼本来のピッチングを目指してほしい」と来季の“復活”に期待を込めた。
打線では村上宗隆内野手(25)が22号ソロを放った。4回2死、阪神村上の内角148キロ直球を右翼席の最前列に運んだ。村上は7回先頭でも左中間への二塁打を放った。その主砲がチャンスメークに、ホセ・オスナ内野手(32)が右翼への適時二塁打を放った。しかし、試合をひっくり返せなかった。
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今季、甲子園での最後の試合だった。試合後、今季限りで退任する高津監督は、阪神藤川監督から花束を受け取った。スタンドからは万雷の「高津」コールがわいた。高津監督は「甲子園で最後、勝って終わりたかったですけど。甲子園でこんな大歓声をもらえるなんてなかなかないことなので、すごく感謝しています」と感謝。その上で「前の矢野監督の時から非常にライバル関係というか、すごくしのぎを削ってきたので、非常に意識していた。関西はタイガースが盛り上がって、関東はジャイアンツとうちが盛り上がっていけば、プロ野球にとっては一番だと思います」と続けた。
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