ママスタ幼稚園や保育園の駐車場で子どもが飛び出し、それに気づかなかった運転手が子どもをひいてしまって亡くなるという痛ましい事故は後を絶ちません。運転手側からすると小さな子どもは運転席の死角に入ってしまい、目視で確認するのは困難です。そんななかママスタコミュニティには、園の駐車場で子どもが飛び出す事故についてこんな投稿が寄せられました。
『わが子が通っていた園ではまだ事故は起きていないけど、いつ起きてもおかしくないと思う。先生たちは必死に呼びかけをしているけど、親たちは全く危機感なし。駐車場近くにある側溝で遊ばせたり、親たちは会話に夢中だったり。この間も駐車しようとバックしていたら2歳くらいの子が走ってきて、親が制止できていない。走る子ってわかっているのなら、なんで手を離すのかな? 最悪抱っこしなよ』
こうした事故は親がしっかりと子どもを見守って、安全を確保することがなによりの安全策であることに間違いありません。しかし目を離した隙に子どもが走り出してしまったり、手を繋いでいなかったりすることは珍しくないでしょう。投稿者さんは親たちに危機感がなく、駐車場付近で子どもを遊ばせたり、お喋りに興じていたりすることを批判していました。
うちの園にも駐車場で子どもから目を離す親がいるよ!
『うちの園もいつか事故が起こりそうで怖い。飛び出してくる子はいつも一緒だから、なんで手を繋いだりしないのかわからない。先に子どもを門から出さないでくれ』
『もう駐車場での子どもの事故関連は、手を繋いでいないとか抱っこしていない親、できないのであればハーネスを使うとかの対策をしていない親、これらを有罪にしたほうがいいと思う』
今回の投稿では多くのママたちが、駐車場で小さな子どもを放置している親に対して怒りの声をあげていました。コメントを寄せてくれたママたちは駐車場で危機意識のない親たちをたくさん見てきたのでしょう。乳幼児は「走るのやめなさい!」と注意しても自制が利きませんから、事故を起こさないようにするには親が気をつけるしかありません。そのためには子どもと手を繋いだり、抱っこをしたり、ハーネスをつけたりといくらでも対策はありますよね。これだけ全国的にもニュースになっているなかで、対策を取らずに注意しない親の多さに、ママたちも辟易しているのでしょう。ママたちがここまで怒っているのは、子どもが亡くなるような悲しい事故を防ぎたいという思いがあるからです。そして、万が一自分が加害者になってしまうかもしれないという恐れも、怒りの背景にはあるのではないでしょうか。そのため「親がしっかり見守らないとダメ!」と強い口調で主張しているママたちは多かったです。
ちなみに筆者は、わが子が通っていた保育園の駐車場に車で進入したときに、園側からいきなり飛び出してきた子ども数人とぶつかりそうになったことがあります。ぶつかることはありませんでしたが、遠くのほうでその子どものママ数人がお喋りをしていたので、車を降りて直接強めに注意しました。それ以降、同じような出来事は起きていないので、直接注意することもある程度は効果があったのではないかと実感しました。
園がどれだけ注意喚起しても、言うことを聞かない親がいる
『子どもを引き渡して5分以内に園の敷地から出るルールを作ればいいのに。まあ、そういう親は園から出ても意味ないとは思うけどね。少なくとも園は事故の責任からは免れる』
『子どもの引き渡しを、ドライブスルーみたいに車まで連れてきてくれたらこの事故はなくなると思うんだけど、実際やるとなるとなかなか難しいよね』
『園内のあちこちに飛び出し注意の張り紙をしていたし、それってそこまでしないといけない親がいるってことだよね。私が通わせている園も散々言っているけど、言うことを聞かない親がいる』
親が園に子どもを迎えに行った後、門や玄関から駐車場に向かうときに子どもが1人で走って行ってしまうというケースは少なくないようです。そのため引き渡しについて、「親が車の中で待っていて、園側が子どもを車まで送り届けて引き渡せばこういう事故はなくなるよね」というコメントも寄せられていました。また駐車場付近で親同士がお喋りをして子どもを放置していることも多いことから、「引き渡し後は5分以内に園の敷地内から出るルールにすれば?」という意見も。しかしそこまで園に負担や責任を負わせるべきなのでしょうか。親が一人ひとり気をつけていれば防げる事故はありますし、そもそも園もすでに注意喚起や張り紙などで努力しているはず。
それでも万が一事故が起きてしまえば、「○○幼稚園の駐車場で死亡事故」と報道され、園に責任があるように見られてしまうこともあります。「いくら園が注意しても、聞かない親はいる」といった声もあり、幼稚園や保育園に対して気の毒だという意見が多く寄せられていました。
実際の死亡事故を知って気を引き締めるしかないのでは
『子どものスイミングスクールの駐車場で昔、死亡事故があったよ。孫を迎えに行った祖母が、同じく母親に連れられて兄姉の迎えにきていた子をひいたらしい。親は立ち話に夢中で、ひかれたことに気がつかなかったみたいね。親の不注意で命を奪われたも同然だよ』
『うちの保育園は園を出たらゆるいスロープが数メートルあるんだけど、玄関でママが立ち話してるときにそのスロープで追いかけっこした子が前歯2本ボッキリ折れて、歯茎が真っ黒になっていた。そこまでして話したいことってなんなんだろうね』
『保育園以外でも危ないと思う場面によく出くわすわ。よちよち歩きの小さな子が商業施設で一人で歩いていた。親は椅子に座っていてスマホ。エスカレーターに近づきそうというときに慌てて走っていたけど、走ってぶつかることもあるし、本当にやめてほしい』
今回の投稿ではこうした「駐車場での子どもの死亡事故をどのようにして防ぐことができるのか」という議論が交わされていました。いくら園が注意しても効果がないケースもあり、「自分の子どもが怪我をしたり、亡くなったりしてから気づいても遅いのに」という厳しい意見も。実際に身近に駐車場での子どもの死亡事故を知っているママのエピソードを読むと、亡くなってしまった子どもが可哀想でなりませんよね。「子どもの命を危険にさらしてまでやりたいお喋りってなんなんだろうね」というコメントには、駐車場付近で立ち話をしてしまっているママにとっては、考えさせられるコメントではないでしょうか。また駐車場に限らず、商業施設やスーパーなどで、子どもを見守らずに放置している親に遭遇するというコメントもありました。
今回の投稿を見ると、園がいくら注意喚起をしても「私には関係ない」と言わんばかりの親は少なくないことがうかがえます。同じ保護者の立場から注意したほうが危機意識を持ってくれることもあるかもしれませんから、もし駐車場で子どもを危険にさらしている親がいたら、勇気をもって注意することも必要かもしれませんね。
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文・AKI 編集・有村実歩 イラスト・善哉あん
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