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《本日訪れた福崎町では妖怪ガジロウが元気に出迎えてくれました。ぜひ皆様も銀の馬車道沿線の各スポットにお立ち寄りください》
10月6日、Xにこう綴ったのは兵庫県の斎藤元彦知事(47)だ。この日、兵庫県の福崎町を訪問した斎藤知事が見せた“ある行動”が物議を醸している。
福崎町は民俗学者・柳田國男の故郷で、妖怪とゆかりがある。そのため町にはガタロウやガジロウといった河童のPRキャラクターがおり、町の名物になっている。
今回、斎藤知事は明治・大正時代に兵庫・姫路と兵庫・朝来の生野鉱山を結んだ「銀の馬車道」を視察した流れで福崎町を訪問。この公務に「ふくまろネットニュースチャンネル」という政治系YouTubeチャンネルが密着し、生中継していた。
福崎町では郵便局をリノベーションしたブックカフェに足を運んだあと、辻川山公園にあるガジロウの形をした滑り台を視察。滑り台を滑った斎藤知事は「割と早い。びっくりした。面白いですね」と感想を語った。
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その後、滑り台の近くにある尻子玉ハウスというテーブルベンチで向かい合わせとなって尾崎吉晴町長の話を聞くことに。しかし、ここで斎藤知事は思わぬ行動に出る――。尾崎町長が公園の説明を始めた途端に、おもむろにズボンのポケットからスマートフォンを取り出し、机の上で両手で操作し始めたのだ。
さらに尾崎町長が滑り台のほうを指しながら、滑り台が作られた経緯を語っても、そちらに視線をやることはなく、スマートフォンを“ガン見”。
また、滑り台のためにクラウドファンディングをしたというエピソードを尾崎町長が話した際には、相槌もそこそこに突然スマートフォンを片手持ちに変え、斜め下から自身の顔のほうに向けてサイドボタンを押しているような仕草を見せていた。
「斎藤知事がどうして突然スマートフォンを操作し始めたのかは分かりません。急な連絡事項があり確認していた可能性もあります。ただ、もしそうだとしても尾崎町長の話を聞きながら片手間ですることではないでしょう。緊急なら、断って一旦席を外すこともできますからね……。スマートフォンを触っている際は、尾崎町長の話にも“生返事”をしているように見えたため、《失礼だ》とネット上で批判されています。
また、スマートフォンの画面を自身に向けてサイドボタンを押していたことについては、《自撮りをしていたのでは?》という疑問の声も上がっています。というのも、斎藤知事の座ったテーブルベンチはガジロウの滑り台もうまくカメラに収まるよう設置された、インスタ映えスポットであると直前に説明を受けていたためです。それに加えて斎藤知事は以前からSNSに頻繁に自撮りをアップし、一部で不評を買っているので、そのような疑惑が浮上してしまったのでしょう」(全国紙記者)
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Xで一般ユーザーがこの場面を切り取った動画を投稿したところ、斎藤知事の公務中の“スマホいじり”が注目を集め、批判的な声が多く寄せられている。
《これ、ほんと社会人としてヤバすぎない?相手の話を真剣に聴こうという姿勢ではないよ》
《全然興味が無さそうで聞き流しているだけで頭で説明されていることを理解しようとしてませんね…》
《ごめん、これはちょっと目を疑ってしまう。これが県のトップ?》
《職務中に何やってんの?》
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