
今日13日(スポーツの日)は、西日本を中心に真夏日が続出。鹿児島と高知の予想最高気温は33℃と、10月としては記録的な暑さになる所も。熱中症リスクが高まるため、特に屋外のレジャーはこまめに水分をとるなど対策を。
沖縄や九州から東海で厳しい暑さ
昨日12日は晴れた地域で、厳しい暑さになりました。最高気温は鹿児島県肝付町の前田で35.0℃と、全国で過去最も遅い猛暑日を観測。鹿児島市で34.0℃など、九州を中心に10月としては1位となるような記録的な暑さでした。
今日13日(スポーツの日)は沖縄や九州だけでなく、四国や中国地方から東海の晴れる地域で最高気温が30℃以上の真夏日になる所が続出するでしょう。真夏日地点は、昨日の142地点よりも多くなるかもしれません。
最高気温は那覇で32℃と、沖縄のほぼ全域で30℃以上の真夏日予想。九州は、アメダスの6割ほどの地点で真夏日になりそうです。鹿児島と高知は33℃の予想で、10月としては記録的な高温になる可能性があります。名古屋は昨日12日より4℃ほど高く、31℃まで上がるでしょう。
昼前後をピークに気温上昇
上の図は、名古屋・高知・鹿児島の3時間ごとの気温の変化をグラフにしたものです。3地点とも、午前中に気温が30℃を超えて、午後2時頃にかけてが暑さのピークになるでしょう。
ただ、夏の時期と違うのは、夕方以降の気温の下がり方です。午後6時を過ぎると25℃を下回ってくるでしょう。帰りが遅くなる方は、半袖だと肌寒く感じられそうです。また、北よりの風が吹く影響で、日なたと日陰では感じる暑さが変わります。お出かけされる時間や場所に合わせて、服装でうまく調節してください。
東海から西 熱中症リスク高い
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熱中症情報(暑さ指数)は、那覇や鹿児島、高知などで「厳重警戒」、広島と大阪、名古屋は「警戒」となっています。昼間の暑い時間帯に熱中症リスクが高まるため、10月中旬でも油断せずに熱中症対策が必要です。
熱中症にならないためには、水やスポーツドリンクなどを用意し、こまめな水分補給を心がけてください。塩分タブレットや塩分の含まれた飴があると、大量の汗によって失われた塩分を手軽に補給できます。また、日傘や帽子、日陰のない所でのレジャーでは日よけテントがあると良いです。冷却シートなどの冷却グッズも、上手に利用してください。