13日は東海から西で30℃超え続出 沖縄・九州・四国は熱中症「厳重警戒」レベル

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2025年10月13日 09:54  日本気象協会

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今日13日(スポーツの日)は、西日本を中心に真夏日が続出。鹿児島と高知の予想最高気温は33℃と、10月としては記録的な暑さになる所も。熱中症リスクが高まるため、特に屋外のレジャーはこまめに水分をとるなど対策を。

沖縄や九州から東海で厳しい暑さ

昨日12日は晴れた地域で、厳しい暑さになりました。最高気温は鹿児島県肝付町の前田で35.0℃と、全国で過去最も遅い猛暑日を観測。鹿児島市で34.0℃など、九州を中心に10月としては1位となるような記録的な暑さでした。

今日13日(スポーツの日)は沖縄や九州だけでなく、四国や中国地方から東海の晴れる地域で最高気温が30℃以上の真夏日になる所が続出するでしょう。真夏日地点は、昨日の142地点よりも多くなるかもしれません。

最高気温は那覇で32℃と、沖縄のほぼ全域で30℃以上の真夏日予想。九州は、アメダスの6割ほどの地点で真夏日になりそうです。鹿児島と高知は33℃の予想で、10月としては記録的な高温になる可能性があります。名古屋は昨日12日より4℃ほど高く、31℃まで上がるでしょう。

昼前後をピークに気温上昇

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上の図は、名古屋・高知・鹿児島の3時間ごとの気温の変化をグラフにしたものです。3地点とも、午前中に気温が30℃を超えて、午後2時頃にかけてが暑さのピークになるでしょう。

ただ、夏の時期と違うのは、夕方以降の気温の下がり方です。午後6時を過ぎると25℃を下回ってくるでしょう。帰りが遅くなる方は、半袖だと肌寒く感じられそうです。また、北よりの風が吹く影響で、日なたと日陰では感じる暑さが変わります。お出かけされる時間や場所に合わせて、服装でうまく調節してください。

東海から西 熱中症リスク高い

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熱中症情報(暑さ指数)は、那覇や鹿児島、高知などで「厳重警戒」、広島と大阪、名古屋は「警戒」となっています。昼間の暑い時間帯に熱中症リスクが高まるため、10月中旬でも油断せずに熱中症対策が必要です。

熱中症にならないためには、水やスポーツドリンクなどを用意し、こまめな水分補給を心がけてください。塩分タブレットや塩分の含まれた飴があると、大量の汗によって失われた塩分を手軽に補給できます。また、日傘や帽子、日陰のない所でのレジャーでは日よけテントがあると良いです。冷却シートなどの冷却グッズも、上手に利用してください。

このニュースに関するつぶやき

  • いや今日は暑い。朝晩温度が下がるようになってきているだけに温度差で体調崩さないかの方が怖いかな。皆様お気を付けを。
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